【NG例】
「○○さん、君はいつも資料作成が遅いんだよ!もっと計画的に仕事を進めてくれないと、チーム全体の業務に支障が出るんだから、しっかりしてくれよ!」

【OK例】
「先週提出してもらった○○の資料だけど、提出期限から2日遅れていたよね。何か難しい点があったのかな?次回は8月10日(水)の16時までに提出してくれると、その後の業務がスムーズに進むから、今度は期限を守ってもらえると助かるよ」

 と、具体的な資料名と遅れた日数を指摘する。

「ちゃんと」「しっかり」「全然ダメ」と
言われたって部下はわからない

 以下に、「使うべきではない抽象的指導のキーワード」(●の項目)と「改善後の具体的指導」(矢印以下の納得感を高める表現)をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

  • ●いつも遅い
  • →○月○日提出の報告書が2日遅れていました。もしタスクの量や進め方で困っていることがあれば、締め切りを守れるように一緒に計画を立て直しましょうか?
  • ●全然ダメ
  • →報告書の○○の数値が、元データと異なっているようです。正しいデータは△△にありますので、修正をお願いできますか?もし見方がわからなければ聞いてください。
  • ●ちゃんとやって
  • →提出前に、このチェックリストを使って、○○の観点でセルフチェックをお願いします。そうすることで、品質が担保され、手戻りが少なくなります。
  • ●しっかりして
  • →今、多くのタスクを抱えていると思いますが、○○の業務は特に優先度が高いです。これを最優先で進めてもらうことは可能ですか?他の業務は調整しましょう。
  • ●やる気あるの?
  • →最近、残業が多くて大変そうですが、何か業務で困っていることや、手伝えることはありますか?一人で抱え込まず、相談してください。
  • ●適当すぎる
  • →報告書にいくつか誤字脱字が見られました。提出前にWordの校正ツールを使う、一度プリントアウトして確認するなど、再発防止策を一緒に考えましょう。
  • ●ミスが多いね
  • →今月、○○のインプットミスが3回発生しています。ミスが起こる原因を特定したいので、作業手順を一度一緒に確認させてもらえませんか?