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昨今、パワハラやモラハラ扱いをおそれるあまり、はっきりと注意できないマネージャーやリーダーは多い。そこで、部下への指導のプロフェッショナルが「言いにくいことをうまく伝える方法」を伝授。「基本的なタブー」を知る、ハラスメントを回避するためのポイントを押さえるなど、具体的な手法を提言する。※本稿は、コミュニケーショントレーナーの司 拓也『「言いにくいこと」をうまく伝える』(フォレスト出版)の一部を抜粋・編集したものです。
「ここから先は地雷原」
そのラインはどこにある?
「指摘したらモラハラ、パワハラって言われないかな……」
そんな心配は、本当に必要なアドバイスを言えず、部下の成長のチャンスを逃してしまうことにつながります。
大事なのは、伝え方を学ぶ前に、押さえておくべき基本的なタブーを知ることです。
なぜ最初にタブーを知る必要があるのでしょうか?
それは、登山で危険な道や滑りやすい箇所を事前に知っていれば、恐れずに安心して進めるように、会話での「地雷」を知っておくことで、堂々と話せる自信がつくからです。
タブーを理解していれば、相手の人格を傷つけるような言葉をうっかり使うリスクがぐっと減ります。
耳の痛いことを言うのは、誰にとっても気が重いものですが、「ここを超えなければ大丈夫」というラインがわかれば、気まずさや後悔を感じる心配が少なくなり、必要なことをしっかり伝えられるようになれます。
だからこそ、最初にタブーを知ることは、安心感を生み出す重要なステップなのです。
ハラスメントを回避する伝え方(1)
本人のプライドに配慮する
次のようなポイントを頭に入れておくだけで、あなたが最も恐れるハラスメント扱いを防ぎやすくなります。







