ハラスメントを回避する伝え方(3)
冷静に落ち着いたトーンで話す

 最後に、回避ポイント(3)感情的にならず、冷静に伝える(怒りをぶつげず、冷静な対話で反発を防ぐ)を説明します。

 感情的に怒鳴ったり、責めたりしても、部下は反発するか萎縮するだけで、建設的な話し合いは望めません。

 ここでは、冷静さを保ち、落ち着いたトーンで話すことの大切さを例を挙げて説明します。冷静な態度は、言葉に説得力を持たせ、部下が耳を傾けやすくなる環境をつくり出す効果があります。

ハラスメント体質の人が無意識に言ってる口グセ「ちゃんとやって」「しっかりして」他には?『「言いにくいこと」をうまく伝える』(司 拓也、フォレスト出版)

【NG例】
「○○さん!何度言ったらわかるんだ!この前も同じミスしたばかりだろう!もう君には重要な仕事は任せられないよ!」

 と、声を荒げて責める。

【OK例】
「○○さん、この件について以前と同じことが起きてしまったね。私もどう伝えれば、君に理解してもらえるか考えているんだけど、○○さん自身はどう思う?一緒に改善策を考えたいんだけど、協力してくれるかな?」

 と、落ち着いたトーンで話す。

 以下に、冷静さを保つためのチェックリストを用意しました。役立ててください。

図表:「ムジハラ」チェックリスト同書より転載
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