――とはいえJRの子会社なので、一定の仕事は確保できるという考えもあるかと思いますが。
溝邉 このまま放っておいたら 10年後は潰れるっていう危機感はあります。
込山 20代の社員は特にそうですね。彼らが会社を“卒業”するまで、しっかり継続できるような仕組みを我々が作っていかなければっていうのは思いますね。
技術開発部のビルメンテナンス事業は毎日、市中の会社との競争です。そこにおいて、武器として清掃ロボットなり色々な技術があるのですが、担当者からすると、まだまだぜい肉がついてるなというところはあります。私もJR(本体)にいた時は気づきもしなかったし、思いもしなかったんですけど、この会社来て痛切に思いますね。
――自分たちで給料を稼げるようにしないといけないわけですね。
込山 そういう人材を探し出すことには苦労もあります。現状では、清掃業務に携わる人の中から、たまたま興味を持った人を見つけている段階です。開発部門のメンバーは、現場での経験値はありますが、技術者は全くいない状況です。本当は専門の技術者を採用したいのですが、「清掃会社」と「技術開発」という組み合わせは、外部からは結びつきにくく、人材確保は容易ではありません。悩みは尽きませんが、それでも何とか道を切り開いていかなければならないと考えています。
――まさに清掃業、清掃子会社のあり方を変えていかなければならない部分ですね。ありがとうございました。







