福島への期限付き移籍に
妻・りさ子さんと子どもたちの反応は?
誓い通りに現役サッカー選手であり続けてきた。2022シーズンはJ1から数えて4部にあたる日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズ(現アトレチコ鈴鹿クラブ)へ期限付き移籍。同年11月のFC大阪戦で決めたゴールが、現時点で公式戦における最後のゴールとなっている。
2023年1月に今度はポルトガル2部リーグのオリヴェイレンセへ期限付き移籍し、当初の半年間の予定をさらに1年間延長した。いずれも横浜FCが保有権をもったまま、いわゆる貸し出された形の移籍であり、オリヴェイレンセは横浜FCの親会社が経営権を取得したクラブ、という縁があった。
ポルトガルから帰国した2024年6月からは再びJFLの鈴鹿でプレー。契約をさらに1年間延長した昨シーズンは怪我の連鎖に苦しめられ、最終的に出場7試合、合計59分間で放ったシュートはわずか1本。無得点に終わり、鈴鹿も16チーム中で15位になって地域リーグへ降格した。
そして昨年末に福島への期限付き移籍が発表された。ここで素朴な疑問が頭をもたげてくる。夫人でモデルおよびタレントのりさ子さんと2人の息子は、カズの挑戦をどのように受け止めているのか。
「正直、挑戦については妻にしても、子どもにしてもあまり話をしないんですよ。ポルトガルから帰ってきたかと思えばすぐ鈴鹿に行きましたし、鈴鹿の次は福島に来ましたからね。ずっと挑戦というか、こういう生活をしているので、あらためて家族で何かを話し合ったのかというと、残念ながら特には。いろいろと思っているかもしれませんけど、僕に直接聞いてくることはないですね」
メディアから「優しく見守られている感覚でしょうか」と問われたカズは思わず苦笑した。
「そうですね。見守ってくれているのか、見捨てられているのかはちょっとわからないですけど。まあ『体には気をつけてほしい』とは言われますけどね。はい」
カズが福島へ加入した理由は、2024年に就任した小山淳CEOの存在を抜きには語れない。
静岡県藤枝市出身で現在49歳の同CEOは、藤枝中学時代には年代別のサッカー日本代表に名を連ねる存在だった。しかし、名門・藤枝東高校をへて進学した早稲田大学で左足首に重傷を負い現役続行を断念。そして、サッカーに夢中になっていた間に憧れ続けたのが静岡市出身の同郷のカズだった。







