「ビューティフルライフ」というテレビドラマが、TBS系列の「日曜劇場」枠で2000年に放送された。平均視聴率32.3%、最高視聴率41.3%(関東地区)を記録した。視聴率競争で『半沢直樹』に、ごくわずかだけ追い抜かれたが、このテレビドラマの脚本を手がけたのは北川悦吏子(1961年12月生まれ)だった。
その北川も実は加茂高校卒だ。池井戸より2学年、先輩だった。早稲田大第一文学部哲学科東洋哲学専修卒で、1989年に脚本家デビューした。注目度の高い高視聴率恋愛ドラマを連続して生み出したことから「恋愛ドラマの神様」といわれるようになった。2000年には、『ビューティフルライフ』で、向田邦子賞、橋田賞を受賞した。
2018年度上半期に放送されたNHKの連続テレビ小説「半分、青い。」は、聴神経腫瘍(しゅよう)という病気にかかった自身の体験をもとに、書き下ろした。ヒロインらが通う高校の弓道場や美術室として、加茂高校がロケ地に使われた。
早稲田大に進学し、郷里の美濃加茂市に帰らなかった北川、片や慶応大に進学しやはり郷里の八百津町に帰らなかった池井戸――加茂高校で2学年違いのこの二人が、時代の先端を走る第一級の小説家と脚本家になったのは、どういう風の吹き回しなのだろうか。
日本女子ボート史上初の
金メダルを獲得した若井江利
加茂高校は、1911年に、加茂郡立農林学校として設立され、大正時代に県立に移管された。戦後の学制改革で普通科を併設し、男女共学の新制加茂高校となった。2007年には県立白川高校と統合した。
校訓は、「明朗進取 誠実努力 親愛奉仕」だ。普通科のほかに理数科1クラスがあった。
25年度の新入生から、これまでの理数科と普通科で培ってきた学びの特色(探究)を基礎とした文理探究科をスタートさせた。進学型の単位制だ。
飛騨川に艇庫を持つボート部が、大活躍している。1960年代には女子がナックルフォアで国体4連覇を達成している。この数年も、インターハイ(全国高校総体)で優勝するなど全国トップレベルだ。







