店員さんからお褒めの言葉
売り上げも好調で勤務終了

 基本的にはビールがよく出るのですが、日本酒をお買い求めになる方もそれなりにいらっしゃいます。

「路上で地酒を飲むの!?」なんて日本人の僕は思ってしまうのですが、観光地でいろいろ楽しみたくなっているんでしょうね。そういえば、海外は路上でお酒を飲むことが禁止されているところも多いので、日本のように堂々と路上飲酒できちゃうのが楽しいのかもしれません。

 英語の地酒メニューを見せるとほとんどのお客様は「どれがおすすめ?」と聞いてきます。お酒が飲めないので正直、どの地酒がおいしいのかは全然わかりません。

 リストの中から名前を聞いたことのある地酒を発見し、「これなんかいいんじゃないですか?」と提案してみます。

「では、それで」ということで大吟醸180mlの地酒を1500円でご購入いただきました。店内の冷蔵庫から地酒の一升瓶を出して、規定量の180mlを測ってプラスチックのカップに入れてご提供。

 お客様、店頭ですぐに1口お飲みになって、「Good!」とうれしそうに言ってくださいました。おお、気に入っていただけてよかった!

「Thank you. Have fun!」と声をかけていい感じに仕事を進めます。

 お客さんは断続的にどんどんやってきますが、お店の方とも連携しながらいい感じでさばくことができました。地酒5杯、1万円分を一度にお買い求めになったグループの方もいて、決済しながら「すごい!」と思ったりしましたが、よく考えたら1万円ってUSドルだと65ドルぐらいだから大したことないんでしょうね。円安、つらいです……。

 今回、僕が働いたお店は店頭でのビール・地酒販売の他に店内では海鮮料理を注文して食べることもできるんです。お昼時はお食事のお客さんもどんどん入ってきて、お店の中は満員状態。店員さんはそちらにかかりきりになっており、僕も販売の傍ら、できることはお手伝いします。

 食事が終わった食器を片付け、テーブル清掃などできる範囲内でやっていたら店員さんに非常に感謝されました。「どこかのお店で働いていたんですか? だいぶ慣れてますね」と声をかけていただき、「いやいやー。たいしたことないです」なんて言いながらも、内心はめっちゃ喜んでいました。

 だってスキマバイト始めるまで僕、飲食の経験ゼロだったんですから。こういううれしいお言葉をいただけると、より一層頑張ろうと思いますよね。

 そんな感じで約4時間の築地ビール・地酒販売スキマバイトは無事終了。ビールや地酒を結構たくさん売ることができたようで、お店の方も喜んでいました。

「助かりました。またお願いします!」とお声がけいただき、大きな達成感を感じながら帰路につきました。やっぱり海外のお客様への接客、楽しいですね。次は浅草あたりでお土産販売とか、やってみたいと思っています!

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