速度違反の取り締まりについては、このページからリンクされた「速度取り締まり実施場所一覧」というPDFファイルで、行政区(区市)ごとに取り締まりを実施する通りの名前(国道名や通称名)と大まかな住所が、一覧表の形式で示されています。

 そのため出かける前に、これから自分が通るであろう行政区のPDFファイルを開き、記された通りの名前や住所の周辺だけでも法定速度(もしくは指定速度)をしっかり守るようにすれば、速度違反で検挙される可能性はかなり低くなるのです。

 さらに通りの名前や住所と「ねずみ捕り」といったキーワードで検索すれば、より具体的な地点を紹介する動画やウェブページが見つかることもあります。

大阪府警も公開中~ただし情報の鮮度には注意

 大阪府警でも同様に情報を公開しています。「大阪 公開取り締まり」で検索して出てくる「各警察署等の速度取り締まり指針一覧」のページでは、大阪府内の各警察署での「速度取り締まり重点」について紹介し、なかには取り締まりを実施する交差点名など、より細かい情報に言及しているものもあります。

 ただ警視庁が速度取り締まり実施場所を月次の資料としているのに対し、大阪府警では各警察署ごとにページに記されたタイムスタンプが異なっており、それが数年前というものもあります。

 しかし速度違反の取り締まり場所については、違反車両を停車させるスペースや警察車両・白バイの待機スペースなどが必要であることから、おおむね限られた地点となります。そのため、十分に参考になるデータだと考えていいでしょう。

 またこれら警視庁および各都道府県警の公開交通取り締まり情報では、速度違反以外の取り締まりについても知ることができます。たとえば警視庁は各警察署ごとに「重点取り締まり場所(一覧・地図)」を公開しています。この地図は該当する地点を丸で囲った大まかなものですが、その地点をGoogleマップのストリートビューなどで確認すると「陸橋やアンダーパスでの進路変更禁止区間」「大きな交差点で車線ごとの進行方向が指定された区間」など、取り締まりの内容を想定することが可能です。

 もちろん、そうした場所での進路変更や指定方向外進行は事故につながる危険が大きな行為であり、取り締まりの有無にかかわらず行うべきではありません。しかしこうした情報をあらかじめ知ることで「自分のいる車線だけが渋滞していてもイライラしない」「入る車線を間違えてもいったんその方向に進行し、大回りして元の道に戻る」など、冷静さを保った運転が可能になるでしょう。