その最初のステップが、どんなに調子が悪くても、明日につながる結果だけは残しておくことです。
スポーツでも勉強でも同じです。試合に負ける、点数が悪い、そういうときでも「ここは手応えがあった」とか「つぎはやれそうな気がする」という気持ちが生まれれば、負けや失敗は大きなダメージになりません。
むしろ「大丈夫、やれそうだ」という自己効力感をつくってくれます。そのためにも、つぎにつながる最後の小さな成果が大切なのです。
がんばりすぎてしまう人は
1日の時間割を見直してみる
結果へのこだわりが強いタイプの人は、少し違った方法で区切りをつけたほうがいいでしょう。
もともといい加減なところで切り上げることのできないタイプですから、量を目安にしても質にこだわります。細部まで満足しなければ終わらせることができませんから、自分で「はい、おしまい」とはいかないのです。
わたしはそういうタイプの人には「60点で満足しよう」「満点でなく合格点をめざそう」とつねに提案してきましたが、その割り切りができなくて苦しむ人もけっこう多いのです。
そういう人は逆に、時間で切るしかありません。
これもじつはむずかしいのです。ついがんばってしまうタイプですから、時間のことなんか忘れてしまいます。
そこで1日の時間割全体を見直してみてはどうでしょうか。
たとえば人と会う、ほかの部署と打ち合わせるといった、時間を動かせない予定を要所に挟むようなことです。
「11時A社訪問、5時スタッフミーティング」、かりにこういった時間割を組めば、午前の仕事も午後の仕事も時間がきたら強制的に切り上げるしかありません。というより、動かせない予定が入っていれば、その前に自分の仕事を終える必要があります。
完全主義の人は時間割を組むときに、「あとの予定を入れないで集中しよう」と考える傾向があり、それが区切りの悪さを生む原因にもなっています。そのため、これは一定の効果はあります。







