実際、どうしてもはずせない飲み会とか、接待のような予定が入っていると、仕事の仕上がりにこだわるタイプでも「ここまでだな」とあきらめるしかありません。やればできるのです。

 時間で区切りをつける気になれば、もともと合格点の結果は出しているのですから大きな不都合は起こりません。

 その繰り返しで、しだいにリズムをつかんでいくことも可能なはずです。区切りの決断を自然とつけることができるようになるのです。

「30分早く寝ること」が
生み出す大きな効果とは?

 生活リズムの乱れやすい人、つい無理をして体調を崩しやすい人、そういう人たちにたったひとつだけ守っていただきたいことがあります。

「いまより30分でいいから、早く寝ましょう」ということです。

 ものすごくシンプルなルールですが、それを守るのと守れないのとでは大きな違いがあります。

 たとえばお酒を飲みすぎたり、テレビやゲームやインターネットでつい夜更かししてしまう人でも、いちおう、「12時には寝よう」と決めていることがあると思います。

 あってないような自分なりのルールですが、「そうしたほうがいい」とか「明日からそうしよう」とは思っているはずです。

 そういう人は、明日から11時半には布団やベッドに入ってほしいのです。

 仕事で遅くなって、家に帰ってすぐ寝てしまえば、自分の時間がない。気分転換も大切、だから疲れていても、ちょっとしたつまみでワインを飲んだり、テレビを観たりする時間も必要だ、と考えている人も同じです。

 ワインでもテレビでも、また読書でも、一日の終わりにやっとできた自分の時間ですから、ついのんびりしてしまいます。

 12時には寝るつもりが、たちまち30分、1時間と過ぎてしまいます。

 そういう人も、明日から11時半には寝てください。目標を30分繰り上げて、少々、物足りない気持ちがあっても、「いや、今日は疲れてないから」と思っても、試しに予定より30分早く寝てみることです。