というのは、特にシナリオ1の場合、理由があって下がる株式と、相場の地合いに巻き込まれて一緒に下がってしまった株式が出てくるのです。

 たとえばAI関連株に関して言えば、本当のところは原油価格が高かろうが安かろうが、巨額の投資は続くはずです。もちろんデータセンターの稼働には電力が必要ですから利益の前提が変わる部分はあるのですが、全体のストーリーとしてはどちらのシナリオでも業界は拡大傾向である点に代わりはありません。

 ですから仮にこれまで消費関連の株に投資をしてきた方は、下落のタイミングの連れ安で一緒に株価がさがったAI株に乗り換えるというのは戦略としてありえます。むしろ高くて買えなかったAI株が割安に買うことができるチャンスになるかもしれません。

 あくまで概要ですが、これが不確実な未来に直面した場合の投資の基本戦略です。とはいえ大切な資産ですから、戦略の実行は大胆かつ慎重にやりましょう。

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