一方で趣味やたまの旅行等には一般的な給与所得者よりも多くのお金をかけており(従来の富裕層まではいかないまでも)、ちょっとした贅沢を楽しんでいます。「いつの間にか富裕層」にあたる人が、どのような贅沢にお金を使っているのか見てみましょう。

〈最近の贅沢に関する「いつの間にか富裕層」の声〉

・運用資産が1億円を超えたのを機に、50万円以上のゴルフセットを新調しました。また、家族をヨーロッパ旅行に連れて行きました。円安なので結構な出費になりましたが。「株で少し儲かったので」と言ったら妻も喜んでいました。金融機関との取引や生活については以前と変わらず、給料の範囲内でやっています。(50代男性 会社員)

・山登りが趣味なので、この前の休みは夫婦でスイスに行き、アルプスに登りました。(50代男性 会社員)

・暗号資産や株で億り人になりましたが、転居のときにBMWに買い替えたぐらいです。ポイント目的でスーパー系列のカードを利用していて、証券もポイントで選んだところを利用し続けています。(40代男性 会社員)

・持株やDCがそれなりの金額になっていたのをみて、自宅をリフォームしました。床の木材やキッチンの天板などをグレードアップしました。(50代男性 会社員)

コスパやポイントを重視し
派手な散財とは無縁

 確かに皆さんが思い浮かべる典型的な富裕層のお金の使い方とは少しイメージが異なるかもしれません。「いつの間にか富裕層」は数千万円するような高級時計や外車、アート作品などを購入するわけではありませんが、それでも一般の人達よりも多く保有する資産を背景に贅沢を楽しんでいるのです。金融行動についても見てみましょう。

〈金融行動に関する「いつの間にか富裕層」の声〉

・クレジットカードは大手の流通系企業のゴールドカードで、貯まったポイントはガソリン代に使っています。もっと還元率や特典のいいカードがあるかもしれませんがあまり分かっていません。(50代男性 会社員)

・資産運用はインデックス投信一択です。金融機関に支払う手数料がもったいないと感じるため、手数料が安いものを中心に保有しています。(40代男性 会社員)

・証券会社とはコールセンターの担当者とやり取りしています。営業担当者をつけると、売買手数料などお金がかかることを気にしています。(70代男性 無職)