(3)睡眠を「回復」ではなく「投資」と捉える

 睡眠を削ることは、時間を節約しているようで、実は翌日の判断力と集中力を前借りしているにすぎない。40代以降の睡眠は、仕事のパフォーマンス、判断力、感情の安定、そしてテストステロンを支えるための“投資時間”だと捉え直す必要がある。

 睡眠は「休んでいる時間」ではなく、脳とホルモンを再構築している時間だと理解すると、優先順位の置き方が変わってくる。

睡眠を変えれば
40代の体調はまだ取り戻せる

 第2回で書いたように、筋トレはテストステロンを出すための強力なスイッチだ。そして今回は、そのスイッチを安定して機能させる土台が、睡眠であるという事実をお伝えした。

「寝ても疲れが取れない」と感じているなら、それは年齢のせいではない。睡眠の考え方と設計が、今の体に合っていないだけかもしれない。

 次回は、睡眠と並ぶもう一つの重要要素である「食事・栄養」について解説する。40代からのコンディションは、まだ十分に立て直せる。そのための現実的な方法を、引き続きお伝えしていきたい。