会話で即バレ!高収入で肩書もあるのに「薄っぺらい人」に“決定的に足りていないもの”とは写真はイメージです Photo:PIXTA

華々しく成功しているのに、会って話してみるとどことなく浅い印象を与える人が、あなたの身の回りにいないだろうか。そんな人に決定的に足りていないものを、資本の観点から解説する。※本稿は、データ分析・活用コンサルタントの佐藤舞『あっという間にお金はなくなるから』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。

「なぜか薄っぺらい人」に
足りていないものとは

 SNSでフォロワーが多い。年収も高い。華やかな仕事歴がある。

 それなのに、なぜか話していてどこか薄っぺらい印象を受ける人がいます。逆に、肩書きは平凡でも、静かな余韻を残す人がいます。

 この違いは何でしょうか?

 それは、文化・教養資本の差かもしれません。

 文化・教養資本とは、単なる知識や資格ではなく、「人間としての深み」や「世界に対する姿勢」のような、長期的な信頼や人間的魅力を形づくる、目に見えない資本です。

 お金、スキル、学歴だけでは補えない、“にじみ出る人間性”の土壌。それが文化・教養資本なのです。

「論語」と「算盤」が
両立していない人の危うさ

 2024年に新一万円札のモデルになった明治の実業家・渋沢栄一は『論語と算盤』の中で、こう述べました。

「商業を営むにも、道徳の伴わない商売は、永く繁栄することができぬ」

 渋沢栄一は近代日本経済の父とも呼ばれます。約500もの企業・銀行の設立や経営と、約600の社会公共事業に関わりました。