「これは本当にスズキなのか」e VITARA、初試乗の衝撃
→スズキ「e VITARA」試乗編:「えっ、ホントにスズキ?」軽くて安い会社の初EVが500万円・約2トンになった納得のワケ
フェルディナント・ヤマグチ(以下、F):e VITARA。たっぷり試乗させて頂きました。失礼な言い方ですが、スズキらしからぬ重厚な乗り心地に驚愕しました。「これが本当にスズキのクルマなのか……」と運転中に思わず呟いたほどで。
スズキ 商品企画本部 四輪グローバル商品統括部 チーフエンジニア 大前陽平さん(以下、大):それはありがとうございます。正真正銘、スズキのクルマです(苦笑)。
F:いままでのスズキ車とは大きく違う。大きく重く、そして高い。社内ではどういう定義で、どのような位置づけで開発されたのですか? 「世界戦略車」と大きく出ていますよね。
スズキ 商品企画本部 4輪グローバル商品統括部 チーフエンジニア 大前陽平さん Photo by AD Takahashi
「100カ国で売れるクルマ」を造るが、中国、北米には出さない
大:いま自動車を造って世界で販売するには、カーボンニュートラル抜きでは話が進みません。国や地域で規制は異なりますが、規制が厳しいところは非常に厳しい。日本よりもさらに厳しい。スズキはマルチパスウェイで、いろんな方法で環境に対応していきましょう、という考え方です。その中の一つとしてバッテリーEVも考えていくということです。
F:マルチパスウェイの一環として。
大:はい。スズキとして、「世界に出して行けるクルマを造らないといけないよね」と。まず第1弾として小型SUVを今回は造らせてもらいました。インドはもちろん、欧州にも豪州にも出していきます。輸出する国は100カ国規模になります。
F:アメリカや中国にも出しますか?
大:出しません。中国については既に撤退していますので。アメリカにも出しません。南米には出します。







