ボディサイズは4845×1860×1670mm。ソルテラ(同4690×1860×1650mm)より全長が155mm長く、アウトバック(同4870×1875×1675mm)と比べると室内&荷室とも拡大しながら、わずかに小さいという関係になる。

 スタイリングはワゴンならでは豊かさと、BEVの先進性を巧みにバランスさせている。最新のソルテラD型との相違点は、エクステリアでは、フロントバンパーまわり、そしてリアドアから後方の造形だ。ルーフレールも、一段とラギッドな造形になっており、アルミホイールの意匠も専用となる。インテリアは荷室が異なるほか、シートの素材と色はトレイルシーカー専用仕上げになっている。

AWDのリアモーターは高出力仕様
速く、快適で自在なドライビング感覚の持ち主

 トレイルシーカーの走りの個性は、AWD性能の充実にある。FWDモデルのフロントモーターは167kWと共通だが、AWDモデルのリアモーターはソルテラは88kWのところ、フロントと同じ167kWを採用。システム最大出力が253kW(342ps)から280kW(380ps)へと大幅に向上しているのがポイントだ。

 これにより0→100km/h加速はソルテラの4.9秒から4.4秒へと短縮している。航続距離は、FWDモデルで734km(18インチタイヤ)。AWDでも18インチが690km、20インチでも627kmと大健闘。AWDモデルではリアフロアまわりの工夫により、FWD以上に空力を改善。細かな気遣いの積み重ねでハイパワーを実現しながら、ソルテラのAWD(622~687km)を凌ぐ航続距離を実現している。

 操縦安定性は、ソルテラD型(2025年10月から国内で販売開始)からさらに進化しており、最新の走行軌跡予測制御を組み込んだAWD制御を採用している。これは、左右回転差フィードバックにより、回生力可変配分制御をすることで、旋回半径を、従来よりも小さくする技術。この制御はドライバーに、意のままの“ハンドリング感”を実現する。