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子どもが不登校になったとき、親はつい「学校で何かあった?」と聞いてしまうものだ。しかし、問題解決のためによかれと思ったそのひと言が、かえって子どもを苦しめてしまう。避けるべき声かけ例と、親が取るべき対応を解説する。※本稿は、教育学者の小林正幸監修『子どもの不登校が心配になったら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)の一部を抜粋・編集したものです。
無遅刻無欠席だった子ほど
不登校が長引いてしまう
不登校の始まりに対して、親の反応は次の2つのいずれかです。
1つめは「ついに来たか!」。それ以前から子どもが園や学校を休みがちで、それでもなんとか不登校にならずに来たタイプ。その子がなんらかのきっかけでしばらく学校に行かなくなり、親は「ああ、やっぱり」と思うのが1つめのパターン。
2つめの親の反応は「え?なんで?」。無遅刻無欠席レベルで学校に通い、毎日楽しそうに見えていた子がある日突然「学校に行きたくない」と言い始め、そこから長期欠席に入るというパターンです。親が一番うろたえるのがこれ。
そしてこのタイプの方が、不登校が長引くことが多いという調査結果もあります。なぜかというと、それまで「休みたい」という気持ちを隠し続けて耐えていたせいで、実際に学校を休んだときの安堵感が大きいのです。一方で、がまんしてきた時間が長い分だけ「休んでしまった」という罪悪感も強く、もう戻れないと考えてしまいます。
いずれにしても、不登校が始まるまでにはさまざまな葛藤があります。
本人も試行錯誤を繰り返したうえで「もうこれ以上がんばれない」という結論を出した、ということを理解してください。







