公認会計士「実名」「実額」2387人ランキング#11Photo:Muhammad Aqib/gettyimages

上場企業の監査報告書に署名した2387人の公認会計士の中で、最も多く監査報酬を獲得したトッププレーヤーを調査し、ランキングでお届けする特集『公認会計士「実名」「実額」2387人ランキング』。#11の本稿では、準大手監査法人の中でも年々存在感が高まっている太陽監査法人に所属する88人を対象に、「監査報酬獲得額」ランキングを作成した。(ダイヤモンド編集部副編集長 片田江康男、データ担当/編集委員 清水理裕)

太陽所属の88人の最新序列は?
監査報酬獲得額ランキング2026年版

 監査法人といえば、多くのビジネスパーソンが四大監査法人と呼ばれる監査法人トーマツ、あずさ監査法人、EY新日本監査法人、PwC Japan監査法人を思い浮かべるだろう。だが準大手である太陽監査法人、仰星監査法人、東陽監査法人、三優監査法人も、年々監査法人業界で存在感を増している。

 2025年7月に日本公認会計士協会の会長に就任した南成人氏は仰星出身で、四大出身者以外で初めて同協会会長に就任したことから注目を集めた。だが、四大以外の監査法人で存在感が年々高まっているのは太陽だろう。

 太陽は、四大監査法人が継続監査期間が長期にわたっていることや、監査を引き受けるリスクが高いことなどを理由に手放した上場企業を次々に獲得。監査を担当する企業数を増やしてきた。監査報告書に署名している公認会計士は88人。四大の中で4番手であるPwC Japanは107人で、四大の一角を狙う規模まで拡大している。

 では、太陽に所属する公認会計士88人の、26年版の最新序列はどうだったのか。

 次ページのランキングを見ると、太陽に所属する公認会計士は、掛け持ち社数が他の監査法人よりもずぬけていた。ランキング上位に入った公認会計士の多くは、10社以上の企業を担当している。平均掛け持ち社数は7.8社で、トーマツ4.5社、あずさ3.3社、EY新日本3.4社、PwC Japan4.1社と比較すると、その多さが分かる。

 次ページをご覧いただきたいが、トップ10のうち8人が掛け持ち社数は10社以上だった。太陽の中で序列アップを狙うなら、掛け持ち社数を増やすことが定石だといえそうだ。