公認会計士「実名」「実額」2387人ランキング#4Photo by Yasuo Katatae

上場企業の監査報告書に署名する公認会計士のうち、最も多くの監査報酬を獲得したトッププレーヤーは誰か。ダイヤモンド編集部では有価証券報告書を集計し、公認会計士2387人の監査報酬獲得額を公表し、ランキングを作成した。特集『公認会計士「実名」「実額」2387人ランキング』の#4では、監査法人トーマツに所属する公認会計士を対象に集計し、ランキングを作成した。(ダイヤモンド編集部副編集長 片田江康男、データ担当/編集委員 清水理裕)

トーマツ所属の331人の最新序列は?
監査報酬獲得額ランキング2026年版

 監査法人トーマツは、上場企業に対する監査証明業務で得られた報酬総額を集計したランキングで、2位のあずさ監査法人をかわして1位に輝いたトップ監査法人だ。ただしその差はわずか約9億円。両法人は長年、トップの座を競い合うライバル関係だ。

 トーマツもあずさと同様に、顧客に国内を代表する大手金融業や製造業を多く抱えているが、戦後の国内経済を支えた伝統的な重厚長大の製造業というより、SBIホールディングスやソフトバンクグループ、LINEヤフーなど、この30年で急成長を遂げた企業が目立つ。

 次ページに掲載したランキングのベスト30に入った公認会計士は、グローバル展開する巨大ITや通信、金融会社を担当している。本特集で既に公開している総合ランキングで3位に入り、トーマツに所属する監査報酬獲得額トップの淡島國和氏は、SBIグループの3社とイオンの監査を担当している。(本特集#1『公認会計士「監査報酬獲得額」実名ランキング【ベスト30・2026年版】上場企業を監査する“番人”2387人の頂点に立ったのは誰か?』

 次ページでは、トーマツ所属で、上場企業の監査報告書に署名している全ての公認会計士331人を対象に、監査報酬獲得額を集計。実名・実額ランキングを作成した。

 金額が10億円を超えたのは14人。トップ30に入るラインは5億8000万円だった。ランキングには各公認会計士が担当している上場企業の、時価総額の合計も記載している。株式市場で評価が高い企業を多く担当しているかどうかも、この数字で確認できるだろう。果たしてトーマツ所属の公認会計士の最新序列は?次ページで一挙公開する。

図表:トーマツ所属公認会計士「監査報酬獲得額」ランキング【ベスト30】(サンプル)