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「東大生のコンサル離れ」は本当か?
また別の面白い説をSNSで見かけた。「東大生が官僚志望へ回帰している」「AIの脅威でコンサル人気が落ちた」「コンサルはオワコン」という。人事院によると、国家公務員の総合職春試験では合格者のうち東大出身が291人で、前年から120人増えたそうだ。
「AIの進化によってコンサル業界の魅力がなくなった」のか? けれど私は、まだそこまで価値観の転換が起きたとは思えない。FDE勃興もあるし、もう少し様子を見るべきだろう。
ところでメディアではよく「コンサルと契約したら20代の実業経験のない若者がやってきた」と面白おかしく書かれている。けれど私は、実際にそのような批判をしているクライアントを見たことがない。
そもそも、若者でも分析と提言が正確ならば何も問題ない。中堅だろうがシニアだろうが分析も提言も的外れなら、それはダメなコンサルだ。ひどかったら、フィーを払わなければいい。苦情をいうクライアントは、事前のコンサル選びを失敗してはいないだろうか。
「東大生のコンサル離れ」は、正確には、「ブイブイ言わせてきた大手コンサルには就職しなくなった」のではないか。むしろ、この10年くらいとはまた違うスタイルで、コンサルティング業務を担うケースは増えている。
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