2024.12.25
ホンダは現場第一、日産はクール…真逆の社風に振り回されるサプライヤーの命運
ホンダと日産自動車のサプライチェーン企業は合計4万社超に上るそうだ。このうち両社の取引があるのは9000社超で、売上高1億円未満が約2割を占めるという(帝国データバンク調べ)。ホンダ×日産の統合が実現すれば、部品メーカーなどサプライヤー…
調達・購買コンサルタント、講演家
1978年生まれ。未来調達研究所株式会社所属。大阪大学経済学部卒業後、電機メーカー、自動車メーカーに勤務。原価企画、調達・購買に従業。現在は、製造業を中心としたコンサルティングを行う。『牛丼一杯の儲けは9円』『営業と詐欺のあいだ』『未来の稼ぎ方』(以上、幻冬舎新書)、『製造業の現場バイヤーが教える 調達力・購買力の基礎を身につける本』『調達・購買の教科書』(ともに日刊工業新聞社)など多数の著書がある。
2024.12.25
ホンダと日産自動車のサプライチェーン企業は合計4万社超に上るそうだ。このうち両社の取引があるのは9000社超で、売上高1億円未満が約2割を占めるという(帝国データバンク調べ)。ホンダ×日産の統合が実現すれば、部品メーカーなどサプライヤー…
2024.11.28
トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車の「通信簿」と題して、サプライヤー幹部250人からアンケートを取ったダイヤモンドの特集が興味深かった。値上げの内幕や取引先との接待の実態が赤裸々に記されている。今回は『サプライチェーン難問山積』連載の…
2024.10.25
かつて「FUNAI」ブランドで海外でも有名だった船井電機が破産した。「格安家電」で一世を風靡し、固定費をできるだけ抑えたビジネスモデルは注目されていた。なぜ、船井電機は破産にまで追い込まれてしまったのだろうか。
2024.9.30
今回は、サプライチェーン連載の番外編。日本テレビ「スッキリ」で長年コメンテーターを務めた筆者が、新入社員を過剰に心配する大手企業の人事部長や、就活生を低賃金で働かせる「ブラックインターン」について考え、働く人にエールを送ります。
2024.8.28
自民党総裁選と米国大統領選の行方が話題になる中、製造業の現場視点から、次の日米トップに期待する点を三つ述べる。ビジネスにも直結する外交やエネルギー政策は、朝令暮改であってはならないし、経済再興のためにも中小零細企業を活性化するよう…
2024.7.31
トランプ氏が米大統領選で再選した場合、日本企業、特に製造業や商社、貿易や物流を担う業界にはどんな影響が出るのか。現場ではすでに、米国側の工場から中国へ早めの部材注文が殺到。その影響から、中国から米国への船舶が急増しており、日本へ寄…
2024.6.28
大企業においては2024年12月30日、中小企業においては25年6月30日に適用が始まる、ある規制をご存じだろうか? 年末に適用期限が差し迫った大企業の関係各所は今、大慌てで対応に取り組んでいる。この規制があまりに厳しいのは主に2つの意味がある…
2024.5.16
日産自動車は約20年前、いわゆる「ゴーン改革」でシビアな取引先の見直しを行った。それが2024年、日産は「供給網の安定のため」に河西工業を救済するという。これは時代の流れというべきか、はたまた日産と河西工業の苦悩の表れというべきか――。…
2024.4.23
米国の電気自動車(EV)テスラはもう「成長株」ではないのだろうか? 昨今のEV悲観論は理解しつつも、それでもテスラが成長しそうな理由を断言しよう。
2024.3.19
ホンダと日産自動車が協業の検討を始めるという。2社が連携する場合、最大かつ最速のシナジーが見込めそうな具体策は、何だろうか?
2024.2.2
トヨタグループで相次ぐ試験不正。一連の問題を受けて、トヨタ自動車の豊田章男会長が責任者として謝罪した。しかし、「不正は全部トヨタ自動車のせいだ!」といった通り一遍のメディアの論調は、ちょっと違うのでは?と私は思う。渋沢栄一『論語と…
2024.1.11
緊急でサプライチェーン関係者、約700人に能登半島地震の影響をヒアリングした。深刻な回答を寄せたのが、大手建設業2社。複数の関係者から聞いた「建設用電線の絶望的不足~6つの証言~」を紹介し、対応策を考える。
2023.12.27
ダイハツ工業の品質不正問題で、国土交通省が是正命令を出すことを検討している。不正が長きにわたり横行した背景に企業体質があるとみて、組織風土や上層部の関与の有無も重点的に調べるもよう。一連の騒動はダイハツと、親会社であるトヨタ自動車…
2023.11.30
実質賃金はマイナスで、多くの労働者が生活の改善を実感できていない。これには、中小企業の生産性と価格転嫁の問題が潜んでいる。この問題を考える度に「コスト削減は誰でもできるから経営の課題ではない。高く売れるようにすることが経営の仕事だ…
2023.11.2
2021年、政府の意を受けたJERA(東京電力と中部電力の合弁会社)は、カタールとの年間550万トンにおよぶLNG調達契約を延長せず、打ち切った。以来、日が経つにつれて、化石燃料を再生エネが代替するバラ色の未来は誰の目から見てもあせ始めている。…
2023.10.26
イスラエルとガザでの武力衝突による、サプライチェーンへの影響、日本企業の活動にはどんな事態が起き得るのか。「IT人材」と「港湾」に着目し、地上侵攻が始まった場合、イランとエジプトがこの戦争に参加した場合と、段階に分けて考えてみたい。
2023.9.28
ジャニーズ問題では「日本と海外の温度差」がある。海外は、性加害を含む人権問題を“過敏なほど”気にしている。“過敏なほど”とあえて書いたのは、恐らく現時点の一般的な日本人は、そう思うからだ。しかし、そうした感覚こそがもはや世界標準と…
2023.8.10
日本企業の調達における不安定さや買い負けの深層は何か。長年、サプライチェーンのコンサルティングに従事する筆者が、三つの「本当にあった話」から鋭く分析する。
2023.7.27
ダイハツ工業の不正でトヨタ自動車の豊田章男会長も謝罪する事態に。いったい何が不正の温床になったというのか。製造業やサプライチェーンに長年、関わる者として、「不正の起こりやすい組織」「不正が起きる時の問題点」について考える。
2023.6.29
脱炭素の実現に向けて国も企業も取り組んでいるものの、その実態は…。温室効果ガス排出量の算定に関して、「下請けいじめ」も発生しかねない状況とは?
アクセスランキング
「フジテレビ潰れます」がシャレにならない異常事態…スポンサー50社撤退で赤字まっしぐら!?「異様な経営体質」を徹底検証
「吉沢亮の泥酔騒動」の謝罪文が見事すぎた…ざわつく世論を収束させたたった1つのポイント
「すぐに店長を呼べ。クビだ!」ユニクロ柳井正がブチギレた緊迫現場「抜き打ちチェック」がしんど過ぎて涙目になる
空前の人手不足…なのに企業が「早期退職」を増やす納得の理由
「コミュ力が低い子」の親が無意識で繰り返している“NG習慣”とは?〈再配信〉
「すぐに店長を呼べ。クビだ!」ユニクロ柳井正がブチギレた緊迫現場「抜き打ちチェック」がしんど過ぎて涙目になる
「夫婦の会話が楽しくありません」→103歳おばあちゃんのアドバイスが納得感しかなかった!
「フジテレビ潰れます」がシャレにならない異常事態…スポンサー50社撤退で赤字まっしぐら!?「異様な経営体質」を徹底検証
中居正広「9000万円トラブル」を一刀両断、最も無責任な“あり得ない”関係者とは
「コミュ力が低い子」の親が無意識で繰り返している“NG習慣”とは?〈再配信〉
「すぐに店長を呼べ。クビだ!」ユニクロ柳井正がブチギレた緊迫現場「抜き打ちチェック」がしんど過ぎて涙目になる
中居正広「9000万円トラブル」を一刀両断、最も無責任な“あり得ない”関係者とは
遊びに来た友人がなかなか帰らないとき、感じのいい人は「そろそろ帰って」の代わりに何と声をかける?
「亀田製菓、ざまあ」まだ不買運動を続けている人が“日本の敵”になってしまうワケ
「夫婦の会話が楽しくありません」→103歳おばあちゃんのアドバイスが納得感しかなかった!
「すぐに店長を呼べ。クビだ!」ユニクロ柳井正がブチギレた緊迫現場「抜き打ちチェック」がしんど過ぎて涙目になる
渋渋、東洋英和は難化、桜蔭、雙葉、洗足は緩和か?首都圏「中高一貫校・2月1日午前」最終倍率予想〈女子受験生編2〉
ホンハイは実は日産に買収提案していなかった!ホンダ・日産の電撃婚約に「新事実」続々発覚
本当に利益出てるの?スズキ・フロンクスのお値段に「ちょっと信じられない」「心配になる」
鹿島、大成建設、清水建設…25年は「ゼネコンのターン」でわが世の春到来も、付きまとう業績悪化リスクとは?