気を付けるべきは
「大きな約束」ではなく「小さな約束」
ポイントは、約束をしっかり守ること。しかも大きな約束ではなく、「小さな約束」をしっかり守ることです。「えっ、あれっ!? 大きな約束では?」と思うかもしれませんが、そうではありません。本当に気をつけなければならないのは、ほんの些細(ささい)な、ものすごく小さな約束のほうです。
大きな約束はだれでも守るのですよ。何しろ、大きいのですから。たとえば約束を破ったら莫大(ばくだい)な違約金をとられるようなケースなら、だれでも気をつけるのではないでしょうか。だから、大きな約束はそんなに心配しなくともよいのです。
小さな約束はそうではありません。「まぁ、これくらいならいいか」と軽く考えてしまい、簡単に約束を破ってしまうのです。だから、本当に気をつけるべきは、大きな約束ではなく、小さな約束なのです。
たとえば、「明日中にご連絡します」と言っていたのに、メールや電話をよこさない人は驚くほどたくさんいます。少しくらい遅れても何の問題もないだろうと勝手に思い込んでいるのかもしれませんが、小さい約束を平気な顔で破ってしまう人は、他人に信頼されることはありません。
「どれほど小さな約束であろうが、約束をしたのならきちんと守る」という気持ちを忘れずに行動するからこそ、「あの人は誠実だ」「あの人は義理堅い」「あの人は信用できる」と思ってもらえるのです。
調査で判明した
「ウソの約束」に対する厳しい評価
米テネシー大学のプラチバ・ダブホルカー氏は、20歳から44歳までの198人を対象に、販売の場面でどういう行為が「非倫理的」と思われてしまうのかを尋ねる調査を行い、「売るためにウソの約束をする」という不誠実な行為は90.9%の人が「非倫理的」と厳しく評価しました。
私たちは、約束を軽んじる人や、約束を破って平気な顔をしている人を許せません。だからこそ、どんなに小さな約束でも約束をしたら守る必要があるのです。
午前10時に会う約束をしているのなら、午前10時を1分でも遅刻してはいけません。「ちょっとくらいいいじゃん」と軽く考えているような人は出世もできません。
約束を破るのは「あなたを
重要視していない」というサイン
人に信頼される人は、待ち合わせの時間よりも最低でも15分前には到着して、相手がやってくるのを静かに待つものです。どんなに小さな約束でも義理堅く守るから相手に信頼されるのです。







