エスカレーター校 クライシス2#33Photo:PIXTA

静岡県で最大規模のエスカレーター校を展開する常葉大学は、2028年4月に浜松キャンパスをJR浜松駅近隣に移転する。好立地への移転を実行できるのは、県内エスカレーター校の中でも頭一つ抜けた良好な経営が故である。一方で、経営を良好に保つには“捨てる”決断も必要になる。連載『教育・受験 最前線』では、連載内特集『エスカレーター校 クライシス2』をお届けする。#33では、静岡を拠点にエスカレーター校を運営する7学校法人についてダイヤモンド編集部独自の「裏成績表」を公開する。常葉大学は何を捨てるのか。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)

頭一つ抜けた常葉大学
それでも“捨てる”決断

 静岡県で最大規模のエスカレーター校を展開する常葉大学は、2028年4月に浜松キャンパスをJR浜松駅近隣に移転する。現代の若者は交通の利便性を進学先選びでより重視しており、その現実に向き合った上での経営判断だ。

 好立地へのキャンパス移転を実行できるのは、常葉大学が県内エスカレーター校の中でも頭一つ抜けた良好な経営を実現しているが故である。一方で、経営を良好に保つには“捨てる”決断も必要になる。

 ダイヤモンド編集部では、大学を擁するエスカレーター校を運営する学校法人を対象に、経営データを軸に5項目を5段階で評価する独自の「裏成績表」を作成した。今回は、静岡県を拠点にエスカレーター校を展開する7学校法人に焦点を当てた。

 次ページでは、興誠学園(浜松学院大学)、静岡英和学院(静岡英和学院大学)、静岡精華学園(静岡福祉大学)、静岡理工科大学(静岡理工科大学)、新静岡学園(静岡産業大学)、聖隷学園(聖隷クリストファー大学)、そして常葉大学(常葉大)の裏成績表を公開する(かっこ内は運営する大学名)。常葉大学は何を捨てるのか。