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企業の戦略や“序列”を分かりやすく示すのが「人材採用」だ。中でも新卒の就職者の動向は、企業のブランド力を色濃く反映し、各社の競争力を分ける上でも重要なポイントとなる。特集『業績、株価、賃金、就職… 5年後の業界地図』の#17では、運輸業界における、東京大学を筆頭とする最難関国立大学から関関同立・MARCHまで主要22大学の就職者数の割合が高い企業のランキングをお届けする。ここ10年での新卒の就職者の増加数と各大学の内訳を網羅したデータも併せて紹介していこう。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)
運輸業界の就職データを大公開
“エリート”海運の採用大学実績は?
企業の戦略や“序列”を把握する上で欠かせないのが、各社の「人材採用」の動向だ。
特に新卒の就職者の動向は、企業の“ブランド力”や人材採用競争力を色濃く反映しているため、各社の将来性を占う上で重要なポイントとなる。
もちろん、卒業大学だけで優秀さが決まるわけではないが、難関大学の“エリート学生”を数多く採用できていれば、それだけ成長機会も増しやすい。
コンサルティング業界のように、“地頭”の良さが問われる業界も存在するほか、トップ大学からの採用数を意識する企業も多く、大学別の採用数は企業側にとっても採用上のアピールにつながる重要項目だ。
そこで今回、大学通信提供のデータを基に、東京大学などトップクラスの国立大学からMARCH・関関同立まで22校の「難関大学」の就職者数の割合が高い「難関大就職者割合ランキング」を作成した。
具体的には、2025年3月に大学・大学院を卒業・修了した就職者数のうち、東京一科(東大、京都大学、一橋大学、東京科学大〈旧東京工業大学〉)、旧帝大(北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学)、早慶上理(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学)、関関同立・MARCH(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)の就職者数を集計。全大学の就職者数に対する割合を企業ごとに算出し、業界内でランキングを作成した。
さらに、企業ごとの採用傾向を網羅するために、10年前の採用数とその増減、大学ごとの内訳を掲載した。これを見れば、各企業がどのような成長のモメンタムにあるか、また“エリート学生”をどれだけ採用できているかといった、強い大学群の傾向も全て一目瞭然だ。
今回は、鉄道、陸運、海運、空運など運輸業界の20社を対象としたランキングを公開していこう。
上位には、高年収で“エリート企業”として知られている海運各社がランクイン。新卒市場で“穴場”として人気のある倉庫会社では、三菱倉庫が3位と好位置に付けた。また、地域限定職、現場職の採用も多い鉄道各社では、総じて難関大の割合は低くなる傾向にあるが、どの企業がランキング上位に入ったのか。
次ページで、その“序列”を大公開していく。







