「人の落ち度を発見したらば、それはもう頭から許しちまわなきゃ」 『真人生の創造』より
相手の欠点やミスを目にしたとき、私たちはつい「なぜ、そんなことをするんだ!」と責めたくなったり、不満を抱えてしまいます。
しかし、そこで相手を非難しようとする心こそが、自分自身の「心の積極性」を損なう最大の原因です。
相手の欠点を見て責めるという行為は、自分の貴重なエネルギーをネガティブな感情に浪費していることに他なりません。怒りや苛立(いらだ)ちに心を引きずられている間、あなたは消耗し、せっかくの積極的な心構えが崩れてしまいます。
「許す」というのは、相手のためだけではなく、「自分の心の平静を守る」ための秘訣です。許すことで、あなたの心は乱れることなく、穏やかな状態を保てます。
完璧な人などいません。自分も他人も、不完全なのです。相手の落ち度を許容する心を持つことは、自分の器を大きく広げることでもあります。
誰かを責めたくなったときこそ、理屈で考えず、すぐに許してしまいましょう。
常に自分の心を上機嫌に保つために、許すのです。
あえて人の見ていない所で“徳を積む”ことをオススメする理由
「同情して、自分まで心配して不愉快になったり、悲観して不機嫌になってしまう馬鹿者がいる」 『運命を拓く』より
誰かが困っているとき、相手の立場に立って考えることや同情することは、決して悪いことではありません。
しかし、同情することで、自分が不愉快になったり、悲観して不機嫌になってしまうのは馬鹿げています。
相手を思いやるあまり、自分まで同じような消極的な気分になってしまっては元も子もありません。
相手のネガティブな感情に同調して、自分自身を苦しめるべきではない。
最も大切にすべきなのは、まずはあなた自身の心の健康です。自分が受け止められる範囲の中で手を差し伸べることが、大人の関わり方です。







