アマゾンが1800億円超を投じた「県」はどこ?巨大物流拠点を開設【新幹線輸送もスタート】アマゾンジャパン武庫川FC 画像:カーゴニュース

アマゾンジャパンの動向に関して2つの注目トピックをお届けする。ひとつは最新の物流拠点について。もうひとつは新幹線を活用した輸送について。詳細を解説する。(カーゴニュース編集部)

*本記事はカーゴニュースからの転載です

アマゾンが巨大物流拠点を開設
同社で関西最大規模、ロボットも導入

 アマゾンジャパン(本社・東京都目黒区、島谷恒平社長)は8月5日、兵庫県尼崎市に同市2拠点目となる物流拠点「武庫川フルフィルメントセンター(FC)」を開設したと発表した。延床面積約11万1000平方メートル、商品保管容量約117万立方ftで、同社として関西で最大のFCとなる。

 商品の入荷と出荷、それぞれ1日最大50万個以上を取り扱い、センター内ではロボットが商品棚を持ち上げて移動する「Amazon Robotics」により効率的な商品の入出荷を推進。搬送ロボットの「Drive(ドライブ)」が専用の商品棚「Pod(ポッド)」を移動させる。

 武庫川FCでは、約3000台のDriveと約3万台のPodを配備し、商品の棚入れや棚出しを効率化した。また、格納スペースを節約できるため、従来の固定された商品棚よりも最大約40%多くの在庫を保管でき、商品の品ぞろえの増加につなげることができる。

 さらに、新拠点では紙袋自動梱包機を導入。梱包資材の削減と受け取り後の梱包の開封やその後の処理にかかる手間を削減する。

 このほか、カフェテリア、マザーズルーム(搾乳室)、プレイヤーズルーム(礼拝室)などを備え、従業員の健康や包括性に配慮した設計を採用。屋上には太陽光発電設備を設置し、拠点内で使用する電力の一部をまかなう。

 JR尼崎駅、阪急西宮北口駅、JR三ノ宮駅など主要駅からの専用シャトルバスがあるほか、阪神尼崎センタープール前駅から徒歩10分と通勤利便性が高い。