高速道路の通行料金を
節約できる人の“習慣”

 筆者がおすすめしたいのは、出発の前日までに、自宅などの落ち着ける環境で、NEXCO各社の公式サイトにある「ルート検索サービス」を使って下調べすることです。

 たとえばNEXCO東日本の「ドラぷら」にある「高速料金・ルート検索」では、出発ICと到着ICを入力すると、「料金順」「時間順」「距離順」のそれぞれで、候補となるルートを提示してくれます。

高速道路の通行料金で「損する人」と「安く抑えられる人」、明暗を分ける“習慣”の違い「ドラぷら」の「高速料金・ルート検索」(出典:NEXCO東日本)
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 さらに、出発する日時を指定すると、通常の所要時間に加え、渋滞予測に基づいた「渋滞考慮時間」も表示されます。出発時間を変更すると、渋滞時間の予測も自動で変化するため、スケジュールの管理が容易です。

 もう一つ、このサービスで下調べをする際に注目したいのが、ルートごとに示される「全区間の詳細・料金情報」です。

 高速道路には「休日割引」「深夜割引」など、ETCで通行したクルマのみが受けられる割引が用意されています。また、一部の高速道路では、次世代型システム「ETC2.0」を対象とした割引も導入されています。

「全区間の詳細・料金情報」を参照すると、これらの割引を反映した通行料金が分かるため、通行料金を節約できるルートを選ぶ上で重要な手がかりとなります(条件を満たさない場合、割引は反映されません)。

 中でも、深夜割引の適用可否が詳しく分かることは、夜中に長距離を移動したい人の心強い味方となります。高速道路の深夜割引とは、「深夜0時から午前4時まで」の時間帯に高速道路を利用した場合、通行料金を約3割引にする制度です。利用時間は、料金所(入口・出口・本線料金所)の通過時刻をもとに判定します(※)。

※注:この深夜割引については、対象時間帯に走行した部分のみを割引とする「見直し」がアナウンスされていますが、2026年9月現在、実施時期はまだ明らかになっていません。

 ところが、深夜割引には「例外」があります。