10mの高さから10kgの斧を突き刺す試験
F:1000ジュールですか……うーん。それがどの程度の衝撃なのか感覚的にサッパリ分かりません。実際にはどのような試験をしているのですか。
東:10kgの物体を10mの高さから落とした時の衝撃が1000ジュール。しかも試験では、単に重いものを平らな面にドンと当てるのではなく、先の尖った金属で局所的に衝撃を与えています。高さ10mの飛び込み台から、重さ10kgの斧を突き刺すのと同じです。路上の突起物や落下物を踏んで、底から強く突き上げられるような状況まで想定している、ということです。
F:うわ。それはかなりエグいですね……。
冠水した道路に入ったら感電するのか
F:次に浸水について伺います。「EVは冠水した道路に入ったら感電する」「海水に浸かったら危ない」と言われています。最近は豪雨による道路冠水も珍しくないので、今まで意識していなかった「水没事故」がクローズアップされているという背景もあります。水、とりわけ塩水について、ラッコはどこまで想定しているのでしょう。
東:もちろん水に対する試験も行っています。真水だけでなく塩水の中を実際に走らせて、浸水や塩分による影響が出ないかを確認しています。それとは別に、バッテリーについてはGB規格で定められた海水相当の3.5%の塩水に2時間浸す試験も行っています。







