だったら、再度連絡する、改めて電話するなど、「伝えた」という確証を得られるまで伝え続けるしかありません。
「うるさいと思われるかも」「また連絡するのは面倒だ」という気持ちもわかりますが、伝えるまでが自分の仕事なので、そう思ってまっとうするしかないです。
また、「誰に向けて伝えているのか」をはっきりさせることも大切です。
盲点なのが、グループチャットに要件だけ書き込んでも、誰も当事者意識を持って見てくれないということ。
それに、「返事をしたら自分が対処することになってしまうんじゃないだろうか」と、みんなが様子見をしてしまうこともあります。これほど無駄な時間はありません。
だから、「これはあなたに伝えています」とメンションすることで、対応責任も含めて明確にする必要があります。
加えて、人に何かを依頼したら、伝えるだけでなくやっているかどうかまで確認したほうがいいです。
きちんと締め切りを設定することはもちろん、人によっては「やってますか?」と進捗を確認したほうがよかったりもします。
連絡は目的ではなく、連絡した内容を予定日までに実行してもらうことが目的なんですから。
ちょっとやりすぎかもしれませんが、そこまでコミュニケーションを取ることで、ようやく問題発生を防ぐことができます。
締め切りを伝えるだけでは
仕事が進まないこともある
『「自分でやらない」ほうがうまくいく 信頼されている人だけが知っている7つのルール』(石井 玄、PHP研究所)
そういえば、あるポッドキャスト番組で楽曲を作る企画があったのですが、順調に曲が出来上がったのに対して、パーソナリティが書くことになっていた歌詞がいっこうにあがってきていません。
締め切りを設定しては破られを繰り返し、とうとう企画開始から1年以上が過ぎてしまいました。
さすがに協力してもらった関係各所に迷惑をかけてしまうので、最近ではあらゆる連絡のあとに「歌詞、どうなってますか?」「歌詞、待ってます」などと追加するようになりました。
パーソナリティに会うときにも毎回伝えていたところ、ようやく書く気になってくれたようです(ただし、原稿執筆時点ではまだできていません)。
私は自分の責任で仕事を進めるときは、袋に水を入れて穴がないか点検するように、常にトラブルの種に目を光らせています。







