チョコレート原料の価格高騰が続くなか、100円以下という金額は魅力的。この価格を維持する鍵は、先出の新工場にある。

「新工場では、さまざまな機械の自動化を進め、品質を維持しながら製造効率を上げています。ロボットアームや自動運転のフォークリフト、自動倉庫などを導入し、人の手で行っていた工程を一部自動化。既存の工場と比べると、約6割の人員でつくれるようになりました。こうした効率化によって、品質を維持しながら可能な限り価格を抑えています」

製造現場画像提供:有楽製菓株式会社

 ミルクマニアやブラックサンダーの手に取りやすい価格を支えているのは、こうした製造現場の変化だったのだ。

ミルクマニアは有楽製菓の
「第2の柱」となれるのか

 2026年1月より本販売を開始したミルクマニアは、約7カ月で累計出荷数1000万本を突破した。

 有楽製菓では、その理由のひとつを「濃いミルク感」にあると分析している。

「発売前から、パッケージを見て『おいしそう』という声はありました。実際に食べた方からも『おいしい』『期待以上だった』といった声が寄せられ、SNSでも話題になりました。ミルク感を気に入って、また食べたいとリピートしてくださる方が多かったのではないかと感じています」

 といっても、ミルクマニアはまだ誕生したばかり。今後も、ブランドを育てていく必要がある。