すると、割り込み作業を延々と必要ないところまで進めてしまうこともないし、元の作業に戻ったとき「どこまでやったっけ」と再開ポイントを見失うこともない。

 原則としてはP0に集中する。

 僕は、たとえ5分以内で済むような簡単なメール返信であっても、必ず書いてからやる。書かずに実行してしまうと、必ずしもやらなくていいことに気をとられてしまい、本来やるべきタスクができないことになる。この辺がADHDなところだ。

タスクを書き出してから
作業に移ることを徹底する

 だから、タスクはすべて書き出し、「書くまで実行しない」というルールを徹底する。書いたうえで、集中できる時間帯にまとめて対応する。そうすることで、効率が大きく向上する。

 たとえば、30分から1時間程度のセキュリティ教育受講リマインドのメールが届いたとする。もし、進行中の主要な作業があるならば、ある程度区切りがいいところで一度作業を止めるのが効率的だ。そして、まずその内容を指令書メモに書き写す。

 これは、タスクを頭の中に置きっぱなしにせず、可視化するためだ。そして、そのタスクをいつ行うかを決める。

 たとえば、「今日の午後5時ごろから始めよう」とか、「もし面倒であれば、明日朝一番にやろう」といった具合に、具体的な時間を割り振る。それを書いてもいいし、脳内で決めるだけでもいい。

 そうすることで、割り込みタスクを放置しても、いずれやらなければならないという焦りを軽減し、精神的な負担を減らすことができる。

「今日絶対に無理」と判断したものは、その日はやらなくていい。無理なものを無理に詰め込んでも、ただ消耗するだけだ。

 大切なのは、「今日できること」に集中することだ。