「昭和学院秀英」の幼稚園と小学校に注目
私立の難関・上位校はどうか。Aランクの市川(市川市)20日[1回]の受験者数は、25年2532人から26年2380人と減少している。女子が884人から775人と109人減らした影響が大きい。[1回]の内数となるが、[1回4科帰国生]は24年50人、25年64人、26年47人となっている。[12月帰国生](募集定員若干名)は、8日の24年114人、7日の25年99人と26年105人が受験、27年は12日に動く。
Bランクの東邦大学付属東邦(習志野市)の日程は例年通りだが、受験者数の合計は25年3144人から26年2960人へと減らしている。そのうち、21日[前期]が25年2195人から26年2046人になったことが大きい。12月1日[帰国生(英語選択型)]は25年66人から26年71人と微増した。
22日[一次]で25年1873人から26年1901人に増やしたAランクの渋谷教育学園幕張(千葉市美浜区)は別格として、隣接するBランクの昭和学院秀英(千葉市美浜区)では、22日[1回](募集人員110人)の枠内に国算英3科と面接を課す「帰国生」を26年に新設したものの、受験者数は25年1291人から26年1204人と減少している。渋幕の20日[帰国生]は25年105人から140人と増加している。
その昭和学院秀英の注目点は、28年開校予定となっている系列の幼稚園と小学校だろう。幼小一貫でSTEAM教育やインターナショナル教育を行う。最寄りは中高と同じJR京葉線「海浜幕張」駅で、幕張インターナショナルスクールに隣接する。渋幕に流れる卒業生も出そうだが、英語力の高い内部進学生が中高のいっそうのレベルアップにもつながりそうだ。
人気が続く昭和学院(市川市)の25年と26年の受験者数を比べると、いずれもDランクの20日[一般国語1科]は227人から328人に、20日午後[一般算数1科]は359人から441人に、それぞれ大きく伸ばしている。[マイプレゼンテーション]の入試設定に変更が入っているものの、受験者数は12月1日[第一志望]と1月20日[一般]を合わせても40人程度で、全体に大きく影響することはなさそうだ。
JR常磐線沿いのツートップであるCランクの芝浦工業大学柏(柏市)とDランクの専修大学松戸(松戸市)は、27年も入試内容に変更はない。受験者数合計を24年から順に見ると、芝工柏は1538人、1765人、1797人と増加傾向が続くが、専大松戸は2195人、2155人、2122人と減少傾向にある。芝工柏は457人、536人、599人と人気上昇中の27日[2回]が貢献している。23日[1回]、2月4日[課題作文]の芝工柏に対して、専大松戸は20日[1回]、26日[2回]、2月3日[3回]と日程が重ならないため、両校の併願が可能な点も多くの受験生を集める要因といえそうだ。
120人を募集する光英VERITAS(松戸市)の受験者数合計は25年677人から26年665人と微減となっている。20日[VERITAS英語](25年57人)と22日[VERITAS探究](25年13人)を26年に廃止した。代わりに、21日午後に算数1科の[VERITAS算数]を新設、98人・1.4倍と好調な滑り出しとなった。27年は21日に国語1科の[VERITAS国語]を新設する。千葉でも解禁初日と翌日の午前と午後を連続して受験する傾向が強まってきている。
27年も入試内容に変更はないが、絶好調の2校について、24年から受験者数合計を見ておきたい。20日と21日の入試回がEランクの八千代松陰(八千代市)は665人、695人、867人、Fランクの流通経済大学付属柏(柏市)は518人、684人、754人と、いずれも大きく増加傾向にある。







