そうこうしていると、もう1名、小学校低学年くらいのお子さんがやってきました。ランドセルを背負っているので、学校が終わってそのままこの学童に来たみたい。

 アオちゃん(仮名)という子で、所長さんとフランクな感じで話している様子から、普段からここで安心して過ごしていることが伝わってきます。2人の様子を見守りながら、僕もどんなトーンでお話しすると安心してもらえそうかを必死に考えました。

 アオちゃんは長机のひとつに座り、ランドセルから漢字ノートを取り出して学校の宿題を始めます。どうやら学童に来たら、最初に学校の宿題を済ませてしまうというルールのようです。

 5分ぐらいでアオちゃんは宿題を終え、ノートをランドセルにしまって塗り絵を始めました。

塗り絵におやつに…
子どもたちと大盛り上がり!

 塗り絵の絵柄はサンリオのキャラクター。とても丁寧に塗っています。その様子を僕にも見せてくれました。

「おお、すごいきれいに塗るねー」「うん。塗り絵、得意なの! こうやってやるときれいにできるんだ!」とそれぞれの絵の境界を意識した丁寧な塗り方を教えてくれました。

「すごいじゃん。やるねー!」と褒めるとまんざらでもなさそう。いい感じです。

 しばらく塗り絵をしていたら、おやつの時間になりました。職員さんが「はい、今日のおやつはこのお菓子です!」と発表。

 子どもたちも「それ、好きー!」と盛り上がっており、非常にほっこりします。全員、席につき、コップに入れたお茶を飲みながら思い思いにお菓子を食べ始めました。

 アオちゃんが、お菓子を並べてハートの形を作って見せてくれました。「おお、ハートじゃん。いいね!」と褒めたら何度もやってくれてさらにほっこり。

 おやつが終わると、お子さんたちは自分で食べ終わったゴミを捨て、テーブル用のほうきとちりとりで食べかすを集めています。しっかりしてますね。どうやら食べ終わった後にテーブルを清掃するのも、この学童クラブのルールみたいです。素晴らしい!