ミーティングに振り回されなよう自分の時間を守ろう

 もちろん、セレモニー的な効能や意識を統一するといった目的があればいいが、そうでないなら要注意だ。
また、ビジネスの世界では、役職が上がるほど「ミーティングの準備」や「無駄なミーティング」に吸い込まれる危険性が増える。ミドル層が“調整屋”と化してしまう理由がまさにこれだ。

 だからこそ、自分のカレンダーを毎月レビューし、直接成果を生む時間の比率が3割を下回ったら黄色信号と位置づけてほしい。

 私は、部下のメンバーが不要な時間の使い方をしていないかを定期的に確認するのはもちろん、3カ月に一度は自分のスケジュールを色分けして、いかに時間を増やせるかを考え、まわりにこういう風に変えるよと伝えている。

 ちなみに、なにも言わず勝手にミーティングの時間を短くすると、参加者は「このミーティングって大事にされていないのかな」と不安に思ったりするので、「大事なんだけど、より効率的にやっていけると思っているから時間を絞るよ!」と伝えることも忘れないでほしい。

 時間は「なんとなく過ぎゆくもの」ではなく「管理すべき貴重な資産」だと再定義してほしい。あなたの24
時間は、誰の24時間とも交換できないし、金額換算することもできない。

 日々のログを取り、不要な時間枠を削り、最重要タスクへ厚く張る。この時間資産の運用こそが、継続的に成果を生むビジネスパーソンと、ひたすら“忙しいだけ”で終わる人を分ける最大の要因だ。