【不採用になる人の特徴1】
「素直さ」がない
まず、面接で不採用になる1つ目の特徴は「素直さ」がないことです。ただし、上司や先輩にひたすら従順で、なんでも「はい」といって受け入れる人、という意味ではありません。
「素直である」とは謙虚さがあり、かつ相手を敬う気持ちを持っていることです。これらが欠けている人は、相手の言うことを素直に聞けず、自分の弱みを見せたり、困っているときにサインを出したりすることができません。
たとえば誰でもキャリアの初期は経験が足りないので、物事の良し悪しの判断ができません。それをわかっている謙虚な人は先輩や上司の言うことをちゃんと聞いて、黙々と仕事に取り組めます。
ポジションが上になっても、よいと思ったことは素直に取り入れられるかどうか。社長の言葉やマーケットの動きをきちんと受け止めて、必要に応じた行動ができるか。立場にかかわらず問われるのが素直さです。
年齢を重ねるほど、素直であり続けることは難しくなります。松下幸之助が80歳を超えてなお、「素直な心の教科書を持ってきてくれんか」と漏らしたそうです。経営の神様ですらそうですから、素直さの維持は本当に難しい。
では、面接で人事は素直さの欠如をどうやって評価しているのか。
「一番大変だった仕事は何で、それをどうクリアしましたか」といった質問で具体的な話を聞き、そのときの様子から判断しています。上司や顧客から指摘を受けたとき、どう受け止めてどう変えたか。ピンチのときにどう対処したか。そうしたエピソードから素直さを評価するわけです。
他の項目についてもいえますが、素直さをストレートに判断できるゴールデンクエスチョンはありません。
【不採用になる人の特徴2】
「負けても仕方ない」と考える
20042つ目は負けず嫌いかどうかです。本気で一番を目指している人は、潔くてすがすがしい。実際、人生で一番になったことのある人は、仕事もできることが多いです。当社にもアスリート出身者が何人もいますが、負けず嫌いだから放っておいても勝手に競争し、成果を出していきます。
目指す一番の対象はさまざまです。同期の中で一番になりたい、会社のなかで一番になりたい、業界のなかでライバルを抜いて一番になりたい。いずれにせよ、本気で一番を目指していることそのものがエネルギーになります。
負けず嫌いの人は、負けたときの悔しがり方が半端ではありません。なぜ今回一番を取れなかったのか。悔しいからこそ振り返りが生まれ、真剣な分析につながり、次の成長に必ず結びつきます。逆に面接で落ちやすいのは、「負けても仕方がない」で終わってしまう人です。ここが大きく違います。







