前文の最初に書くのが頭語。末文の最後に書くのが結語。
頭語と結語は手紙文の始まりと終わりを示す。ビジネス文書で記書きを(別記を)する場合は、その前に結語で手紙部分をしめくくってから記書きに入る。手紙文を呼吸させ、リズムをつくる役割も果たしている。
誰もが頭を悩ませる
「頭語」と「結語」の組み合わせ
手紙のマナーといえば、この頭語と結語のことを思い浮かべる人も多いだろう。なぜかこれは誰でも気にしていて、まちがえている文書を見ると「おやおや!」と笑ったりする。いちばんわかりやすい手紙のマナーなのだ。
頭語と結語は、シチュエーションによってつかい分けることになっていて、いろいろなものがあるが、ビジネス文書でつかうものは限られている。
次のようなものを覚えておけば、十分だろう。
覚えておくと便利!
頭語と結語の組み合わせルール
以下にシチュエーションごとの頭語と結語の組み合わせをまとめてみた。頭語と結語はこの組み合わせで使うのがルールだ。
●一般的
【頭語】拝啓、拝呈
【結語】敬具、敬白
●かしこまりたいとき
【頭語】謹啓、謹呈
【結語】謹白、敬具、敬白
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