2. 正反対の意見を受け止める相槌

 では、部下の出してきた提案があなたの考えと正反対であった場合はどうしたらいいでしょうか。こんなときは、つい「そんなはずはない」「絶対に違う」なんて言ってしまいそうです。
 こんなふうに言われてしまうと、部下は否定された感じが強く残り、意見を出しても報われないな、だったら意見なんか言うのをやめようと思うかもしれません。

 その他、「ていうか」「でも」なども話を遮り、部下をつぶす相槌です。このように反対の意見を受け止める場合、こんな相槌を使うといいでしょう。

「そういう考え方もあるね」「そうくるか」
 これならば、部下も提案して報われたと思うでしょう。たとえ、その提案が却下されても、次にまた挑戦してみようと思うに違いありません。部下を伸ばすもつぶすも言葉しだいです。

ポジティブ思考は、コミュニケーション円滑化のベース

 そもそも人間は無意識のうちに、相手の長所より短所に目が行きがちです。上司と部下の関係においては、よりその傾向がより強くなります。
 通常、上司は部下よりも経験も知識も豊富ですので、自身を基準で考えると、つい部下のネガティブな部分にばかり目を向けてしまいがちです。

 そうすると、部下に対して否定的な気持ちになってしまいます。結果、部下を認めない言葉を使ってしまうのです。