二日酔いのときには迎え酒!
これって医学的にはどうなの?

 もし、運よく翌日がお休みなら、とにかく安静にしているのが一番

 ここでポイントとなるのは、体を横にしておくこと
 アルコールの代謝は肝臓で行われるため、代謝に必要な血液を肝臓に集めておく必要があるのです。また、脱水を助長するような運動やお風呂は控えるのが賢明です。

 以前、患者さんとの雑談中に、「迎え酒は効果的かどうか」という質問を受けました。はっきり申し上げて、答えは「ノー」です。迎え酒をすることで再び酩酊状態になり、二日酔いが多少楽になったような気がするだけです。

 まさに「気のせい」以外の何ものでもありません。
 再び血中アルコール濃度を高めることで感覚を麻痺させているだけ。肝臓にはさらに負担がかかってしまいますし、アルコール依存症への入り口になりますので、絶対にやめてくださいね。

(この内容は、『なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか』より抜粋)


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