失敗体験こそ、
大成功へ向かうための最適な準備!

 つまり期待と異なる状況が生じたときに「失敗」と考えるのではなく、すぐれたビジネスモデルを築くために、まだ十分ではない課題に取り組む機会であるととらえ直すと、不思議なことにうまくいくことが多い。

 つまり失敗体験が、大成功へ向かうための最適な準備ということもあるのだ。

 あなたの呼びかけに6人が応えれば、価値あるプロジェクトが始まったと、私は考える。なぜなら経営者の話を聞くと、会社を立ち上げた当初の顧客数は、だいたい6人ということが多いからだ。

 そこで6人は今後のコアになる協力者であり、6人いれば、役者はそろったのだ。その6人と徹底的に関わり、彼らのニーズを押さえれば、6人を60人に、そして60人を一気に600人にしていくことは十分可能だ。

 集客数が足りないと嘆くのではなく、顧客名簿を見ながら、申込みいただいたことに感謝しつつ、「彼らに最高の場を提供するためには、何が必要か?」と考えてみる。それが集客のみならず、ビジネスモデルをつくりあげるための、大きなヒントとなる。