「自分が本当にいい!」と思ったものは、
熱の入り方が違う
サービスを提供するときも、商品を売るときも、自分が扱っているものに対して、誰よりも愛情を持っている人は、素敵にみえます。
自分がいちばんに愛してこそ、その商品は、人からも愛される気がします。
愛していれば、自信を持ってその商品を人にすすめることができますよね。
「自分が本当に良い!」と思ったものは、やはり熱の入り方が違いますから、その商品の良さを熱く語るだけで、自然と売れていくものなのです。
大手広告代理店で、当時、史上最年少で部長になったIさんは、クライアントを「自分の家族が勤めている会社」だと見立てているそうです。
「自分の家族がお世話になっている会社だと思ったら、邪険にはできません。その会社の商品に愛情を感じますよね?」とおっしゃっていました。
仮に、家電メーカーA社の担当になったとすると、自宅の家電をすべてA社の製品に買い換えるそうです。
Iさんが「史上最年少」で部長に大抜擢されたのは、クライアントに注ぐ愛情が、誰よりも大きかったからではないでしょうか。
自分が扱っている商品やサービスを好きになれないと、「心の底から相手にすすめる」ことができません。
ひとつでも多く、その商品の「いいところ」「好きになれるところ」を探して、愛情をかける努力をしてみましょう。
その商品のことが好きになれば、無理して言葉をつくらなくても、自分の思いが自然と言葉にのって、相手にも伝わるはずなのです。