自動車や家電だけでなく、ロケットやミサイルにもふんだんに使われる半導体は、今や原油を超える「世界最重要資源」だった。国家の命運は、「計算能力」をどう活かせるかにかかっている。複雑怪奇な業界の仕組みから国家間の思惑までを、気鋭の経済史家が網羅的に解説。NYタイムズベストセラー、待望の日本語訳!
半導体戦争
通信機器の世界最大手ファーウェイはどのような企業なのか
日本の半導体メーカーがシリコンバレーよりも優れていた技術力以外の理由
かつての日本の半導体メーカーは何がすごかったのか
絶頂期を迎えていた日本の半導体メーカーが犯した最大のミスとは
サムスンの半導体進出をシリコンバレーがこぞって支援した理由
キヤノンとニコンがASMLに半導体露光装置で破れた政治的な理由
世界最先端の半導体生産をTSMCが独占するまで
世界最大手の半導体メーカーTSMCはこうして生まれた
米中「半導体戦争」でアメリカが出遅れた原因? オバマ政権下のお粗末なテクノロジー政策
半導体が不足した原因は、コロナ後の「需要の急増」にあった
【半導体戦争】中国のAI活用力はすでにアメリカと並んでいる可能性がある
半導体の供給が危ぶまれている地政学的な理由とは
「半導体」が米中対立の命運を決めるといえる理由