
最終回
にしんの山椒漬け、こづゆ――会津の山間ならではの知恵あふれる味わい
橋本裕之
約1年前、東日本大震災から4ヵ月くらいの時、宮城県の『気仙沼ホルモン』を取り上げスタートしたこの連載だが、今回はその隣県で、やはり震災の影…
2012.6.27
土地々々の風土に磨かれ、伝え継がれてきた日本の郷土料理を、料理の歴史や地域の慣習などを交えて紹介。その素晴らしさ、味わい深さを再確認していただければ幸いです。
最終回
橋本裕之
約1年前、東日本大震災から4ヵ月くらいの時、宮城県の『気仙沼ホルモン』を取り上げスタートしたこの連載だが、今回はその隣県で、やはり震災の影…
2012.6.27
第24回
橋本裕之
福井(越前・若狭)は京都に近いこともあり、古くから水産業や西廻り航路を中心とした海運業を中心に栄えた場所である。食べ物は、京都など畿内地方…
2012.6.13
第23回
橋本裕之
鳥取県といえば、筆者がまだ訪れていない数少ない県のひとつでもあるので、どんな郷土料理があるのか、興味津々である。日本一の面積を誇る鳥取砂丘…
2012.5.30
第22回
橋本裕之
今回は「火の国」熊本編である。熊本は農業・畜産が盛んで、全国トップクラスの生産量を誇る特産品も多い。そして、もちろん、その土地土地に数多く…
2012.5.16
第21回
橋本裕之
北前船の西廻り航路の重要な拠点として栄えた酒田は、京都や大阪の影響を強く受けており、それは食文化にも波及し、山形の郷土料理はほかと比べて味…
2012.4.18
第20回
橋本裕之
この店はかきめしを頼むと、炊飯器がセットされて、目の前でかきめしが炊かれるという趣向だ。炊飯器の蓋をパカっと開けると、ふわっと湯気が立ち上…
2012.4.4
第19回
橋本裕之
岐阜は県南の美濃地方と、県北の飛騨地方の2つの地域に分かれる。今回は、その標高3000m級の飛騨山脈を中心とした山岳地帯で、独自の文化を持…
2012.3.21
第18回
橋本裕之
これまで紹介した郷土料理は海の幸を上手く活かした料理が多かったが、「内陸県」には内陸県ならではの郷土料理がたくさん存在する。今日はその中で…
2012.3.7
第17回
橋本裕之
大分県と言えば、筆者には旨いメシというイメージが強い。自然豊かで、海と山の幸が豊富な地域である。食文化も各地域ごとに、やはり特色があり、他…
2012.2.22
第16回
橋本裕之
北海道は、当たり前だが、旨い料理の宝庫である。北海道料理と聞くと、つい新鮮な魚介の刺身を食べたくなるのが人の性というものだが、今回はあえて…
2012.2.8
第15回
橋本裕之
一口におでんといっても、全国比べてみると、具材が地域によって様々に異なる。その中でも、全国でも他になかなか類をみない、特徴的なおでんがある…
2012.1.25
第14回
橋本裕之
八戸はB級グルメの代表的大会である『B-1グランプリ』発祥の地でもある。『八戸せんべい汁』は第一回の八戸大会から優秀な成績を収めており、地…
2012.1.11
第13回
橋本裕之
石川県能登地方の珍味、糠いわしはその名の通り、糠づけされたいわしである。中までしっかりと茶色く漬かっている。ほんの少し、口に運んだ!「おお…
2011.12.21
第12回
橋本裕之
焼きたてのくさやの放つ臭いは強烈だ。周りの席に座っている、他のお客さんも一斉にこちらに目をむける。おそるおそる口に運んでいく。これが口に入…
2011.12.7
第11回
橋本裕之
秋田県は東北でも随一、日本でも有数の日本酒の酒量を誇る。まさに「呑んべえ」の県である。海の幸、山の幸に恵まれた秋田の食文化は、そんな左党の…
2011.11.25
第10回
橋本裕之
「おきゃく」とは高知で宴会のことを指す言葉である。このおきゃくこそが、豪快な土佐っ子の精神そのものだといっても過言ではない。「皿鉢(さわち…
2011.11.9
第9回
橋本裕之
福岡は本当にうまい食べ物の宝庫だ。オススメは数多くあるが、特に鍋がうまいと思っている。なかでも博多っ子たちに一年中愛されている普段の鍋とい…
2011.10.26
第8回
橋本裕之
新潟といえば日本酒。では新潟にはどんな酒の肴があるのだろうか。新潟は歴史的に城下町として発展してこなかったことや、農業が盛んなことから、郷…
2011.10.12
第7回
橋本裕之
愛媛といえば、新鮮な鯛を使った『鯛めし』だろう。来島海峡は潮の流れが急で水温の寒暖の差が激しく、身の締まった鯛が獲れる。そんな瀬戸内の鯛を…
2011.9.28
第6回
橋本裕之
鹿児島の夜といえば『天文館』。夕方の便で羽田を出発し、3時間ちょっとで鹿児島市内に到着。そして天文館に一直線だ。天文館は鹿児島随一の繁華街…
2011.9.14