喘ぐ人々に生活保護の申請を躊躇させる「家族への扶養照会」という悪習
みわよしこ
コロナ禍で生活困窮者が増える中、生活保護を申請できるにもかかわらず、積極的になれない人は少なくない。そこには、家族に知られてしまうことへの…
2021.1.22
生活保護当事者の増加、不正受給の社会問題化などをきっかけに生活保護制度自体の見直しが本格化している。本連載では、生活保護という制度・その周辺の人々の素顔を紹介しながら、制度そのものの解説。生活保護と貧困と常に隣り合わせにある人々の「ありのまま」の姿を紹介してゆく。
みわよしこ
コロナ禍で生活困窮者が増える中、生活保護を申請できるにもかかわらず、積極的になれない人は少なくない。そこには、家族に知られてしまうことへの…
2021.1.22
みわよしこ
今年は、新型コロナに対する緊急事態宣言に加え、全国的な寒冷と日本海側を中心とした大雪で始まった。寒冷や豪雪に襲われる地域に住む生活保護世帯…
2021.1.15
みわよしこ
コロナ禍の中、2020年から2021年にかけての年末年始には、生活に困窮した人々を支える多様な活動が全国で行われた。食事配布イベント「年越…
2021.1.8
みわよしこ
コロナ禍の生活困窮者にとって、行政のサポートを受けられない厳しい年末年始の時期がやって来た。しかし例年と違うのは、厚労省が生活保護の申請や…
2020.12.25
みわよしこ
一般社団法人・つくろい東京ファンドは、生活保護申請を支援するウェブサービス「フミダン」の運用を開始した。なぜ、このようなサービスが必要とな…
2020.12.18
みわよしこ
渋谷区で野宿をしていた60代のホームレス女性が、46歳の男性に撲殺された。この事件は決して他人事ではない。私たちは誰でも、自分たちの安心安…
2020.12.11
みわよしこ
コロナ禍で春先から始まった住居確保給付金が、年末年始にかけて期限切れを迎える。それにより、住居喪失リスクを負う人々が続出しそうだ。東京都は…
2020.12.7
みわよしこ
今年9月、東京都下のある自治体では、指定の可燃ごみ袋の容量が突然半分へと減った。ごみ収集を有料化している自治体では、これは実質的な費用増に…
2020.11.27
みわよしこ
新型コロナ感染症拡大の「第3波」と前後して、コロナ禍による住居喪失リスクの「第3波」が迫っている。3月から4月にかけて住居確保給付金を利用…
2020.11.20
みわよしこ
米国大統領選挙の結果は、バイデン候補の勝利で決着しそうだ。トランプ政権の4年間は、生活困窮者や障害者など、生きづらい状況に置かれている人々…
2020.11.13
みわよしこ
11月1日、大阪府で「大阪都構想」の賛否に関する住民投票が行われる。実はこの都構想、生活保護に注目すると、少なからぬ課題がありそうだ。そも…
2020.10.30
みわよしこ
東京・池袋を中心に定期的に行われる非営利法人の炊き出しには、ホームレスたちが集まる。中でも深刻なのは、「こころの相談」に訪れる人たちだ。メ…
2020.10.23
みわよしこ
『週刊文春』で、俳優のいしだ壱さんが生活保護を不正受給していたことが報道された。「あの人気俳優がなぜ?」と驚く人も多いだろうが、そもそもい…
2020.10.16
みわよしこ
北海道でコロナ禍の打撃を受けた人々には、北海道ならではの公的制度の蓄積がある。その一例は、「冬だけ生活保護」というスタイルだ。また、北海道…
2020.10.9
みわよしこ
終わりの見えないコロナ禍の中で、春以降、生活困窮者自立支援法の「住居確保給付金」が広く利用された。しかし今、「最長9ヵ月」の期限と厳冬が、…
2020.10.2
みわよしこ
経済学者・竹中平蔵氏がテレビ番組で「ベーシックインカム」論を提唱し、にわかに議論が盛り上がっている。ベーシックインカムは、実現可能性、効果…
2020.9.25
みわよしこ
認定NPO法人Homedoor代表の川口加奈さんは、ホームレス支援の中で異彩を放っている。中学生だった14歳のころからホームレス問題に取り…
2020.9.18
みわよしこ
7年8ヵ月にわたる長期政権となった2度目の安倍内閣で、子どもの貧困問題はどのように変化しただろうか。日本全体の相対的貧困率、子どもの貧困率…
2020.9.4
みわよしこ
内閣府は「第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方(素案)」を公開し、パブリックコメントを募集している。「男女共同参画」の…
2020.8.28
みわよしこ
猛暑が続き、熱中症による救急搬送が急増している。そんな中、窮地に立たされているのが、エアコンを買えずに暑さを耐え忍ぶ低所得層だ。公費でエア…
2020.8.21