マーケット全般(148) サブカテゴリ
第267回
米国はもはや「リーマンショック後」ではない債券買い入れ縮小で株式投資は難しい局面に!
1956年に発表された日本の経済白書の最後は「もはや戦後ではない」と結ばれ、これが流行語になったことがありました。それを真似した言い方をすれば、アメリカ経済は、もはや「リーマンショック後」ではないと言える状態になりつつあります。同時に、米国株にとっては難しい局面に入ったと言えるでしょう。

第98回
ジェイアイエヌに追われるメガネトップMBOの成功で業界1位をキープできるか?
今週木曜日、5月30日に締め切りを迎えるメガネトップ(7541)のMBO(経営陣買収)。果たしてTOB(株式公開買付け)は成立するのだろうか。端的には創業者一族によるMBOであるが、特徴的なのは投資ファンドが介在しないこと、表面上の買収プレミアムは非常に低いことである。

第277回
米国で大学授業料が高騰している。大学生の子どもを持つ親と話すと異口同音にその話題になる。消費者物価指数の「大学授業料」の項目を見ると、現在は20年前に比べると3.2倍。インフレを考慮した実質で見ても1.9倍である。

第60回
近い将来に必ず到来する「相場の底入れ」その時のためにいまやっておくべきこと
投資で成り上がりたいのなら、多くの投資家が不安になって動揺した現状のような局面では、「買い場到来・買い場近し」と、買い目線を強く意識するべきです。ただし、慌てて買う必要はありません。基本的には、値幅よりも、時間(日柄)を重要視するべきだからです。

第266回
米株に警鐘! FRBはこの数カ月のうちに債券買い入れプログラム縮小を試行する!
5月22日、連邦準備制度理事会(FRB)のベン・バーナンキ議長が議会で証言しました。今回の答弁はいつになく歯切れの悪いもので、投資家を混乱に陥れました。しかし先週1週間を終えて、そこで起きた事を振り返ってみると、FRBが市場に対して送ろうとしている警告は明らかです。

第59回
「上昇相場はいったん終わり!?」乱高下した後の相場にどう対処すべきか?
23日の急落と24日の乱高下を受け、動揺している個人投資家は多いことでしょう。まず、結論から言えば、昨年11月中旬からの上昇はいったん23日の急落で終了したと考えます。目先は短期調整に入り、調整一巡後、再び、上値を目指すという展開がメインシナリオです。

第51回
ドル円は今年末110円、2015年に120円、こんな予想ではもはや誰も驚くまい。アベノミクスで日本市場は様変わりした。しかし円安・株高を急進展させた背景を正しく理解しないと、現状評価も予測も戦略もトンチンカンになる。実は安倍相場も進化しつつある。

第276回
FRBの調べによると、米国で住宅の評価額がモーゲージ設定時より上回っている部分(ホームエクイティ)の全米総額は昨年末で8.2兆ドルだった。州ごとにおいてもばらつきは激しい。サンフランシスコでは100万ドル超の高額物件に買いが多数集まる「マルチプルオファー」がよく起きている。

第58回
グーグルがリードする自動走行車の技術日本企業の関連5銘柄とは?
安倍晋三首相は17日、都内で講演し、成長戦略のうち企業と農業の競争力強化策を発表しました。3年間を企業に設備投資を促す集中期間として政策を総動員し、設備投資額を現在より1割増の年間70兆円規模に引き上げる目標を掲げ、農産品の生産や輸出を拡大し、農家の所得を10年で倍増する考えも表明しました。一方、企業の成長戦略は、国内の設備投資を呼び戻す手立てが柱で、具体策として、リースを活用する設備投資の普及を目指すということです。

第265回
オバマ政権がシェールガス対日輸出を解禁!今後投資チャンスを迎える米国株は?
5月17日(金)、オバマ政権は液化天然ガス(LNG)の対日輸出プロジェクトを承認すると発表、注目を集めています。これは米国で2番目のLNG輸出に対する許可となります。通常なら、第1号案件が最も注目されるはずなのですが、なぜ今回の「第2号案件」が話題となるのでしょうか?

第97回
なぜ日本ハムファイターズは強くなったのか?ビジネス的観点から球団経営を分析してみた
現在では強いイメージのあるプロ野球の北海道日本ハムファイターズだが、実は、2004年に北海道に移転する前は30年間で1度しかリーグ優勝していない(1981年)。その年は、大沢親分が監督で江夏豊投手を擁していた。大沢親分のメディアでのインパクトが強いので、日ハムは強かったかのような印象を受けるが、実はそうでもなかったわけだ。

第275回
「われわれはヘリコプターで飛び回りながら、マネーをばらまくことはしていない。米国のような資本市場がここにはない」。ECBのドラギ総裁は、0.25%の利下げを決めた5月2日の理事会後の記者会見でそう述べた。「米国では信用仲介の80%が資本市場を通じて行われている。欧州では金融仲介の80%が銀行システムを通じて行われている」からである。

第57回
いまの上昇相場で新たに狙うのはマイナンバー関連の7銘柄だ!
東京株式市場は相変わらず強い展開が続いてます。13日前場の日経平均は一時、1万4847.20円を付けました。ザラ場中に1万4800円台に乗せるのは、およそ5年4カ月ぶりのことです。外国為替市場で円相場が1ドル=102円台まで弱含み、採算改善期待から輸出株などに買いが入った結果です。

第264回
「FRBが量的金融緩和政策の終わらせ方を模索」米WSJ報道で円安にいっそうの拍車がかかる?
5月10日、米国の経済紙「ウォールストリート・ジャーナル(WJS)が大見出しで「FRBが緩和政策の終わらせ方を模索している」という記事を配信しました。この報道がさまざまな波紋を呼んでいます。

第8回
もう1カ月ほど前になるが、国際商品市況が急落し、資源需給が急緩和に向かっているとの観測につながった。金、原油、銅とタイプが異なる代表的な商品市況が下落を主導した。

第274回
米ワシントンDC周辺の優良な住宅街は、全米でも有数の所得が高い地域である。豪邸が立ち並んでいる地区もある。一方、ホワイトハウスの最寄り駅であるマクファーソン・スクエアという地下鉄駅の入り口には大勢のホームレスの人々がいる。彼らは「ホワイトハウスはこちら」という案内板の下に横たわっている。

第8回
日本銀行は「質的・量的金融緩和」の導入を決定し、毎月7兆円超の国債買い入れを発表した。買い入れる国債の平均残存期間を7年程度に延長すると決めたが、これで日銀の長期・超長期債買い入れが巨額になることが判明し、長期金利はいったん急低下した。

第56回
「億り人」になるチャンスはこれから!安倍バブルが弾けるのは「まだでしょう!」
5月3日発表の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月比16万5000人増と、市場予想の15万人程度を上回り、失業率は7.5%と前月から0.1ポイント低下しました。これを受け、3日の米株式相場は続伸し、NYダウは、4月11日以来、約3週ぶりに過去最高値を更新しました。

第263回
6割の企業が想定以上の好決算を発表!調整は短期で終了し米国株は再び上昇局面へ!
6月2日に欧州中央銀行は予想通り0.25%の利下げを宣言、さらに追加の金融緩和も示唆されました。一方、米国では、企業の決算内容が当初の想定よりも良好だったことなどから株価の調整は短期間で終了したようです。

第55回
日本株の「5月急落!」の可能性は?「想定される悪材料」はこれだ!
東京株式市場の活況が続きます。日経平均は26日には一時1万3983.87円まで上昇し、1万4000円に迫る場面がありました。ところで、4月第3週(4月15日~19日)の株式投資部門別売買動向では、外国人が4週ぶりに売り越しに転じました。
