生き方(35) サブカテゴリ
第479回
宮城県南三陸町。地元経済は震災の前から、すでに行き詰まりつつあった。そこに、とどめを刺すかのような津波。「もうだめだ」と諦めてもおかしくない状況の中、それでも未来を信じて歩を進めている人々の姿を追う。

第3回
国民全員に背番号を振って監視する住民基本台帳ネットワークが作られた2002年、櫻井よしこは、言論の自由の危機を感じ、猛然と反対運動をおこした。そして、私に共闘を要請してきた。当時、私は櫻井を痛烈に批判していたが、櫻井の誘いに私は乗ることになる。仇敵をも惹きつける不思議な魅力を持った人だった。

第211回
当事者たちが発案した「ひきこもりイケメン化(おんな前)計画」によって、引きこもり生活を脱した若者がいる。自らの引きこもり経験を生かして「メンタルケア・パーソナルコーチ」の活動を始めた越智孝之さん(32歳)だ。

第475回
関西に、電機大手を離職したベテラン技術者の駆け込み寺が二つある。日用品大手のアイリスオーヤマの「大阪R&Dセンター」と、ベビー服の西松屋チェーンだ。心ならずも去ったベテラン技術者たちは、ここで往年の輝きを取り戻している。

第31回
これまで3回にわたり、確定拠出年金(以下、DC)についてお話ししてきました。今回からこの2点についてもう少し深堀りしたいと思います。まず今回は、老後におけるDC活用方法が資産形成に与える影響を見ていきます。

第58回
日本のスイカは安くておいしい。海外の人が日本のスイカを食べると、まずはその甘さに驚くそうだ。だから、「スイカのタネを売って欲しい」という引き合いはけっこうある。業界ではスイカのタネと言えば有名なのが萩原農場だ。

第2回
菅原文太に可愛がられ渡瀬恒彦に慕われた悪役俳優成田三樹夫は、歯に衣着せぬ放言の一方で、人間に対する深い洞察と独自の哲学、そして、自分は無益だという劣等感を併せ持つ魅力的な俳優だった。その生き様は、反逆とニヒリズムの役者、嵐寛寿郎の系譜を継いでいたかのようだ。

第472回
敗れざる人々の第2回。210年1月、JALは会社更生法を申請し倒産した。約5万いたグループ社員のうち、約1万6000人もの仲間が去らざるを得なかった。残った社員は稲盛和夫会長のもと、いかにしてJALを再生させたのか。

第95回
どうして人間には困難な課題にも楽観的に立ち向かっていける人と、すべてを悲観的に捉える人がいるのだろうか。『脳科学は人格を変えられるか?』の著者で英国オックスフォード大学のエレーヌ・フォックス教授がその秘密に迫る。

第470回
日本でも大企業神話が崩壊して久しい。実際、三洋電機は解体売却され、ソニーやシャープでも人員削減が続く。だが心ならずも会社を去った人々は敗者ではない。『会社が消えた日』の著者・大西康之氏が敗れざる人々の闘いを追う。

第209回
街で引きこもり生活を送っていた青年が、劇団主宰者との出会いをきっかけに、自らの意思で「家を出よう」と決意。この9月から四国の小豆島へ劇団主宰者と一緒に渡ることになった。なぜ彼は、街から小豆島という田舎へ渡る決断をしたのか。

第21回
日本の鶏は安価だ。それは1960年以降、アメリカの大量飼育法が導入されてからだが、半面で本当に美味しい鶏肉に接する機会を失ってしまった。しかし、宮崎県高鍋町で黒岩正志さんが育てている『黒岩土鶏』は本当に美味しい鶏だった。

第20回
前回解説したように、リーダーシップを発揮できる環境ができたらどうするか。ここから先は一気に行きたいところであるが、実はリーダーにはできることが意外に限られている。リーダーができることは大きく分けると2つしかないのだ。

第1回
1994年当時、下野した自民党が政権復帰を狙い、それまで敵対していた社会党の委員長をかついだ。村山富一その人である。自民党の猛者連中も村山に惚れた。首相になった村山は「この内閣でなければ」として、歴史に残る「村山談話」を出すことになる。

第183回
人間関係の希薄化か、コミュニケーションツールが発達したおかげか。この10年で、夫婦は「会わなくても耐えられる日数」が37.3日から50.7日に劇的に延びたという。一体なぜ、この10年で2週間近くも延びたのだろうか?

第78回
平壌へと向かう機内の乗客の半分以上は、意外にもヨーロッパからの観光客だった。北京からはおよそ2時間のフライト。機内食は紙に包んだハンバーガー1個。トマトもレタスも挟まれていない。ただしビールは自由に飲める。

第57回
最近、あちらこちらで“働くヤギ”の記事を目にすることが多くなった。都市部では河川敷や団地内にある緑地の除草作業に、過疎地域では耕作放棄地や里山の管理に役立つのではと期待されている。

第19回
リーダーには「人間的魅力」も必要だ。では、何をもって人間的魅力と言うのか。私は、その大きな部分を「信頼と安心」としている。にもかかわらず多くのリーダーが、この信頼と安心というリーダーシップの第一歩を蔑にしている。

第30回
これまで2回にわたり、確定拠出年金(以下、DC)についてお話ししてきました。今回はこれらを踏まえたうえで、DCでどのように運用すべきか、という少し実践的なお話をしたいと思います。

第20回
地方では思いがけず、いい食材に出会うことがある。大山食品の酢もそのひとつだ。海外で困るのが、質の良い米酢の入手。外国人が好きな寿司も質のいい米酢がなければできない。酢は普段決して目立たないが、たしかに日本の味を支えている。
