2007.12.11 道路特定財源-一般財源化を断固阻止する“抵抗勢力” 国土交通省は、道路特定財源の一般財源化を阻止し、既得権を守る姿を鮮明化している。福田首相も一般財源化には消極的といわれている。一般財源化の議論が大きく後退することは避けられない。
2007.12.4 金融商品取引法-施行2ヵ月で見えてきた問題点 9月30日に証券取引法に代わり施行された金融商品取引法。時代の要請に基づいた施行だったが、当初の意図が十分に実現されない点や、意外なマイナス面などがあることも確かだ。
2007.11.27 排出権-温室効果ガス削減に市場メカニズムを導入 温室効果ガス排出削減の分野に、排出権という市場メカニズムが導入されている。排出権売買によって、より効率的な削減を実現することができるのである。
2007.11.20 年金問題-早急な制度改革か、崩壊か 八方ふさがりの公的年金制度を立て直すためには、本格的な制度の見直しが必要だ。少子高齢化が進展する中で、賦課方式を維持するのか。積み立て方式への転換などを含めて検討するべきだ。
2007.11.13 サブプライム余波-米国経済長期低迷への深刻な懸念 世界的な株価急落、金融機関の多額損失など、サブプライム問題の影響は甚大だ。米国が対処を間違えると、不良債権問題で長期低迷した日本の二の前になる懸念もある。楽観視は禁物だ。
2007.11.5 原油価格高騰-深刻なインフレ懸念が強まった ニューヨーク原油先物価格が史上最高値を更新した。背景には、新興国の需要拡大や、投機資金の流入がある。今後も価格上昇が続けば、世界的なインフレ台頭につながる懸念がある。
2007.10.30 レアメタル-世界的IT需要増で確保が困難に 世界的な需要拡大で、日本のレアメタル確保が困難になっている。産出国にも国家戦略的に輸出量を制限する動きがみられ、資源の乏しい日本にとって深刻な事態となっている。