真壁昭夫
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真壁昭夫

多摩大学特別招聘教授

1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。

第86回
“停滞”と“回復”の岐路に立つ世界経済ハードルのドミノ倒しなら「二番底到来」か
真壁昭夫
6月の米国雇用統計が低調だったことから、景気回復期待が再び後退し始めた。世界経済を牽引する米国経済の先行きには、倒してはならないいくつものハードルが立ちはだかる。果たして景気の“二番底”は来るのか?
“停滞”と“回復”の岐路に立つ世界経済ハードルのドミノ倒しなら「二番底到来」か
第85回
判断を誤ればベトナム戦争の二の舞に?米国政府を揺るがす“新生GM”の死角
真壁昭夫
経営破綻したGMの優良資産が、政府らが出資する新生GMに譲渡されることが承認された。GMの再建計画は、意外なほどスムーズに進んでいる。だがその裏には、米国政府を揺るがしかねない不安が潜んでいる。
判断を誤ればベトナム戦争の二の舞に?米国政府を揺るがす“新生GM”の死角
第84回
相場変調でも消えぬ楽観論に冷や水か株式市場が“二番底”に襲われる理由
真壁昭夫
一時回復基調に乗ったかに見えた株式市場が、再び様子見を続けている。景気回復への期待が剥落し始めた可能性が高いが、いまだ不安が残る米国において市場関係者があまりにも楽観的なのは、気になるところだ。
相場変調でも消えぬ楽観論に冷や水か株式市場が“二番底”に襲われる理由
第83回
各国は「いつか来た道」を辿るのか?にわかに台頭する“保護主義”への警鐘
真壁昭夫
輸入制限や国内製品の優先購入など、最近、世界でにわかに“保護主義”の気運が高まっている。これは、世界的な経済紛争を招いた1930年代の大恐慌後と同じ現象だ。世界は戦後自由貿易の転換点に立っているのか?
各国は「いつか来た道」を辿るのか?にわかに台頭する“保護主義”への警鐘
第82回
市場回復でも足踏み続けるパワーマネー投機筋が恐れる「波乱シナリオ」の中身
真壁昭夫
最近、株式・商品相場が堅調な動きを続けているが、“盛り上げ役”の投機筋は依然として慎重な投資姿勢を崩さない。現場で関係者の話を聞くと、実は彼らの多くが世界経済の行方をかなり不安視していることがわかった。
市場回復でも足踏み続けるパワーマネー投機筋が恐れる「波乱シナリオ」の中身
第81回
景気回復期待の反動で「ドル急降下」も覇権国アメリカの“終焉”は近いのか?
真壁昭夫
世界的な「景気回復期待」が、株価や商品価格、米国債利回りなどを押し上げ始めた。だが市場には、依然不安要素が多い。今後、期待と現実の間に大きなギャップが生じれば、基軸通貨ドルの信用は足許から崩れ去りかねない。
景気回復期待の反動で「ドル急降下」も覇権国アメリカの“終焉”は近いのか?
第80回
改めて問う!GMのイベントリスク消滅で「世界危機」は本当に去ったのか
真壁昭夫
事前調整によるGMの破綻により、最大のイベントリスクが去ったマーケットは、堅調に動き始めた。だが、これで本当に危機は去ったのか? 実はその裏には、米国の信用力を急落させかなねい難題が山積している。
改めて問う!GMのイベントリスク消滅で「世界危機」は本当に去ったのか
第79回
もはやオバマでも手出しできない?大国パワーの十字路・北朝鮮の「地政学的意味」
真壁昭夫
ミサイル発射や核実験を行ない、孤立色を強めている北朝鮮。米国のオバマ政権でさえ、万策尽きた感がある。「わかっていそうでわかっていなかった」北朝鮮の地政学的意味を考えながら、現状の厳しさを考察しよう。
もはやオバマでも手出しできない?大国パワーの十字路・北朝鮮の「地政学的意味」
第78回
主力事業の「仁義なきリストラ」は“日本力”の拡大再生産を促すか?
真壁昭夫
3月期決算で大幅減益や赤字に陥った企業を中心に、これまで日本経済の屋台骨を支えて来た主力事業から撤退する動きが広がっている。このようなトレンドは、実は“日本力”の拡大再生産を促すチャンスにもなり得る。
主力事業の「仁義なきリストラ」は“日本力”の拡大再生産を促すか?
第77回
なぜ査定結果に納得できないのか?「ストレステスト懐疑論」の理由と本質
真壁昭夫
「審査結果が甘すぎるのではないか?」米国主要銀行の財務体質を精査した「ストレステスト」の結果については、このような批判が依然として絶えない。そこでこの際、批判の理由と問題の背景を徹底解剖してみよう。
なぜ査定結果に納得できないのか?「ストレステスト懐疑論」の理由と本質
第76回
期待先行、全員参加の“にわか株高”に潜むこれだけの不安
真壁昭夫
一時“真っ暗闇”だった景況感には、ここへ来て、少しずつではあるが明るさが出始めている。今回、世界的な景気急落の元凶となった米国については、最近の経済指標を見る限り、下落スピードがだいぶ緩和されており、一時期の景気底割れ懸念はかなり解消している。問題は、こうした“不況下の株高”がどこまで続くかだ。
期待先行、全員参加の“にわか株高”に潜むこれだけの不安
第75回
「宝島」か、それとも「幻影」か?自動車各社が活路求める中国の“落とし穴”
真壁昭夫
苦境に喘ぐ世界の自動車メーカーは、需要が増大する新興国のなかでも「最大の有望市場」と言われる中国で、続々と生産・販売拠点を拡充している。だが実は、中国は彼らが思っているほど“生易しい市場”ではない。
「宝島」か、それとも「幻影」か?自動車各社が活路求める中国の“落とし穴”
第74回
中国経済の「回復期待」は楽観的?あまりにも弱い国内消費への不安
真壁昭夫
「中国経済の早期回復」への期待が、盛り上がり始めた。これから中国政府は、50兆円を超える景気対策を実施して景気浮揚を図り、高成長を維持するとしているからだ。 だが、果たしてその期待は現実的だろうか?問題は、前述のように、「中国経済が輸出主導型から、国内需要主導型の経済構造へモデルチェンジを図ることができるか否か」だ。
中国経済の「回復期待」は楽観的?あまりにも弱い国内消費への不安
第73回
気がつけば一人負けの欧州経済“二重苦”に陥ったEUの誤算
真壁昭夫
予断を許さない状況とはいえ、景気回復観測もちらほら出始めた米国や日本。ところが気がつけば、欧州経済が苦境から抜け出せる観測は聞こえて来ない。その背景には、「拡大EU」に起因する数々の特殊事情がある。
気がつけば一人負けの欧州経済“二重苦”に陥ったEUの誤算
第72回
米国経済指標の好転は、本当に実態を表しているのか
真壁昭夫
景気悪化の震源地となった米国の経済指標が、ここに来て軒並み好転している。だが、喜ぶのは早い。よくよく観察すれば、これらの指標が経済活動の本質を反映しているとは言い難い現状が、浮かび上がって来るからだ。
米国経済指標の好転は、本当に実態を表しているのか
第71回
支持率低下で改めて振り返るオバマ政権の意義と“苦悩の本質”
真壁昭夫
圧倒的な期待を背負って登場した米オバマ政権だが、最近では支持率が急落し始めた。その理由は、金融危機退治に手間取っていることに加え、「米国経済が抱える構造問題解決」へのメドが立っていないことだ。
支持率低下で改めて振り返るオバマ政権の意義と“苦悩の本質”
第70回
「AIG巨額ボーナス問題」が物語る金融危機解決への険しすぎる道のり
真壁昭夫
税金を原資とする公的資金で命脈を保っているAIGが、社員に巨額のボーナスを支給したことが、米国民の怒りを買っている。その背景に横たわる矛盾は根が深く、今後金融危機対策の大きな障害になる可能性が高い。
「AIG巨額ボーナス問題」が物語る金融危機解決への険しすぎる道のり
第69回
モノ作り経済への回帰が叫ばれる中、「技術のソニー」は本当に復活できるか?
真壁昭夫
かつて世界をリードした“技術のソニー”が、いよいよ岐路に立たされている。従来型のマネー経済が崩壊して“モノ作り”への回帰が叫ばれるなか、その象徴とも言うべきソニーは、日本経済の牽引役に復帰できるのか?
モノ作り経済への回帰が叫ばれる中、「技術のソニー」は本当に復活できるか?
第68回
相次ぐ「不況下のトップ交代」で、機能的なリーダーは誕生するか?
真壁昭夫
トヨタ自動車、ホンダ、ソニーなどの大手を中心に、企業の「トップ交代」が相次いでいる。だが、リーダーを代えるだけでは意味がない。「機能重視」の人選を行なわない限り、大不況を乗り切ることはできないのだ。
相次ぐ「不況下のトップ交代」で、機能的なリーダーは誕生するか?
第67回
パニック相場から“衰弱相場”へ株式市場低迷の出口はどこか?
真壁昭夫
世界の株式市場は、悪材料で相場が乱高下するパニック相場から、ジリジリと底なしの下落が続く“衰弱相場”へと移っている。機関投資家が一斉に鳴りを潜める相場には、いったいいつ“回復期”が訪れるのだろうか?
パニック相場から“衰弱相場”へ株式市場低迷の出口はどこか?
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