橋本裕之

飲食店から蔵元訪問など、豊富な食べ飲み歩きの経験から、出版やWEBなどで、食と酒をテーマにした編集やライティングに関わる。過去の執筆に『dancyu』(プレジデント社)、『本格焼酎ぐびなび』(誠Style)など。SSI認定焼酎アドバイザー。ティーコンシェルジュ2級。
最終回
にしんの山椒漬け、こづゆ――会津の山間ならではの知恵あふれる味わい
橋本裕之
約1年前、東日本大震災から4ヵ月くらいの時、宮城県の『気仙沼ホルモン』を取り上げスタートしたこの連載だが、今回はその隣県で、やはり震災の影響範囲が非常に大きかった福島県の郷土料理を取り上げたいと思う。
にしんの山椒漬け、こづゆ――会津の山間ならではの知恵あふれる味わい
第24回
焼き鯖のへしこ、塩ウニ――福井の美酒と味わう北陸発の大人の愉悦
橋本裕之
福井(越前・若狭)は京都に近いこともあり、古くから水産業や西廻り航路を中心とした海運業を中心に栄えた場所である。食べ物は、京都など畿内地方の影響を受けて、上品なものが多いのが特長である。
焼き鯖のへしこ、塩ウニ――福井の美酒と味わう北陸発の大人の愉悦
第23回
モサ海老、ハタハタ、砂丘らっきょう――鳥取の春の味覚は海と砂丘の味わい
橋本裕之
鳥取県といえば、筆者がまだ訪れていない数少ない県のひとつでもあるので、どんな郷土料理があるのか、興味津々である。日本一の面積を誇る鳥取砂丘、そして、日本一県民が少ない県としても有名だ。
モサ海老、ハタハタ、砂丘らっきょう――鳥取の春の味覚は海と砂丘の味わい
第22回
太平燕(たいぴーえん)――野菜たっぷりの白湯スープに春雨。飲んだ後にこそ食べたくなる熊本中華の定番
橋本裕之
今回は「火の国」熊本編である。熊本は農業・畜産が盛んで、全国トップクラスの生産量を誇る特産品も多い。そして、もちろん、その土地土地に数多くの「熊本ならでは」の郷土料理が存在する。
太平燕(たいぴーえん)――野菜たっぷりの白湯スープに春雨。飲んだ後にこそ食べたくなる熊本中華の定番
第21回
むきそば、孟宗汁――素朴な食材でも、上品さが醸し出される山形・酒田の味!
橋本裕之
北前船の西廻り航路の重要な拠点として栄えた酒田は、京都や大阪の影響を強く受けており、それは食文化にも波及し、山形の郷土料理はほかと比べて味も繊細に感じた。食材そのものは素朴でシンプルだが、味付けに上品さがある。
むきそば、孟宗汁――素朴な食材でも、上品さが醸し出される山形・酒田の味!
第20回
かきめし――広島産牡蠣の旨みがご飯に凝縮。炊きあがる前から食欲をそそる!!
橋本裕之
この店はかきめしを頼むと、炊飯器がセットされて、目の前でかきめしが炊かれるという趣向だ。炊飯器の蓋をパカっと開けると、ふわっと湯気が立ち上り、同時に牡蠣の香りと、釜の底のこげた部分から香ばしいおこげの香りが漂ってくる。
かきめし――広島産牡蠣の旨みがご飯に凝縮。炊きあがる前から食欲をそそる!!
第19回
朴葉味噌焼き――味噌だけで極上のおかずに!焼かれた味噌と朴葉が香る
橋本裕之
岐阜は県南の美濃地方と、県北の飛騨地方の2つの地域に分かれる。今回は、その標高3000m級の飛騨山脈を中心とした山岳地帯で、独自の文化を持つ、飛騨地方の料理を食べてみようと思う。〆はもちろん朴葉味噌と心に決める。
朴葉味噌焼き――味噌だけで極上のおかずに!焼かれた味噌と朴葉が香る
第18回
ほうとう、鳥もつ煮――内陸県ならではの食材を生かした素朴で旨み豊かな味わい!
橋本裕之
これまで紹介した郷土料理は海の幸を上手く活かした料理が多かったが、「内陸県」には内陸県ならではの郷土料理がたくさん存在する。今日はその中でも、郷土料理が豊富な山梨県の料理を食べたいと思う。
ほうとう、鳥もつ煮――内陸県ならではの食材を生かした素朴で旨み豊かな味わい!
第17回
とり天、中津からあげ――鶏を使った揚げ物のまったく違った2種類の楽しみ!
橋本裕之
大分県と言えば、筆者には旨いメシというイメージが強い。自然豊かで、海と山の幸が豊富な地域である。食文化も各地域ごとに、やはり特色があり、他県に比べても、郷土の味が多数存在する土地なのである。
とり天、中津からあげ――鶏を使った揚げ物のまったく違った2種類の楽しみ!
第16回
ちゃんちゃん焼きにジンギスカン、北海道の冬の定番グルメを端から端まで!!
橋本裕之
北海道は、当たり前だが、旨い料理の宝庫である。北海道料理と聞くと、つい新鮮な魚介の刺身を食べたくなるのが人の性というものだが、今回はあえて、刺身以外の北海道料理をたくさん食べたいと思ったのだった。
ちゃんちゃん焼きにジンギスカン、北海道の冬の定番グルメを端から端まで!!
第15回
静岡おでん――真っ黒いダシ汁に青のり、ダシ粉の風味が重なる「駄菓子屋の味」!
橋本裕之
一口におでんといっても、全国比べてみると、具材が地域によって様々に異なる。その中でも、全国でも他になかなか類をみない、特徴的なおでんがある。静岡県は静岡市を中心に食べられている「静岡おでん」だ。
静岡おでん――真っ黒いダシ汁に青のり、ダシ粉の風味が重なる「駄菓子屋の味」!
第14回
八戸せんべい汁――アルデンテな歯ごたえのせんべいに、旨い出汁がしっかり染み込む!
橋本裕之
八戸はB級グルメの代表的大会である『B-1グランプリ』発祥の地でもある。『八戸せんべい汁』は第一回の八戸大会から優秀な成績を収めており、地方のB級グルメの代表格として、名前を轟かせているのだ。
八戸せんべい汁――アルデンテな歯ごたえのせんべいに、旨い出汁がしっかり染み込む!
第13回
糠(こんか)いわし――脳天まで突き抜ける塩味とコク。これ一匹で一升飲める究極の肴
橋本裕之
石川県能登地方の珍味、糠いわしはその名の通り、糠づけされたいわしである。中までしっかりと茶色く漬かっている。ほんの少し、口に運んだ!「おおお~っ!」その瞬間、脳みそに衝撃が走った。
糠(こんか)いわし――脳天まで突き抜ける塩味とコク。これ一匹で一升飲める究極の肴
第12回
むろ鯵のくさや――くさい!いや、いい意味で…でも、やっぱりくさい「最高の肴」
橋本裕之
焼きたてのくさやの放つ臭いは強烈だ。周りの席に座っている、他のお客さんも一斉にこちらに目をむける。おそるおそる口に運んでいく。これが口に入れると、感じが違う。たしかに臭いは強烈だが、味はそんなに強烈でもない。
むろ鯵のくさや――くさい!いや、いい意味で…でも、やっぱりくさい「最高の肴」
第11回
「子持ちハタハタ」に「きりたんぽ鍋」嗚呼、秋田の冬の味覚に今宵舌鼓を打つ
橋本裕之
秋田県は東北でも随一、日本でも有数の日本酒の酒量を誇る。まさに「呑んべえ」の県である。海の幸、山の幸に恵まれた秋田の食文化は、そんな左党の満足なつまみももちろん充実している。
「子持ちハタハタ」に「きりたんぽ鍋」嗚呼、秋田の冬の味覚に今宵舌鼓を打つ
第10回
藁香るかつおの2種類のたたきで、高知の『おきゃく』料理を満喫!
橋本裕之
「おきゃく」とは高知で宴会のことを指す言葉である。このおきゃくこそが、豪快な土佐っ子の精神そのものだといっても過言ではない。「皿鉢(さわち)料理」は、おきゃくを体現する高知県の郷土の味だ。
藁香るかつおの2種類のたたきで、高知の『おきゃく』料理を満喫!
第9回
もつ鍋、水炊き――福岡が誇る鍋の真髄!体の隅々まで旨さを感じる絶品スープを堪能
橋本裕之
福岡は本当にうまい食べ物の宝庫だ。オススメは数多くあるが、特に鍋がうまいと思っている。なかでも博多っ子たちに一年中愛されている普段の鍋といえば「もつ鍋」と「水炊き」である。
もつ鍋、水炊き――福岡が誇る鍋の真髄!体の隅々まで旨さを感じる絶品スープを堪能
第8回
栃尾揚げ、車麩の卵とじ――新潟銘酒にあわせて味わう家庭料理の醍醐味
橋本裕之
新潟といえば日本酒。では新潟にはどんな酒の肴があるのだろうか。新潟は歴史的に城下町として発展してこなかったことや、農業が盛んなことから、郷土料理はいわゆる素朴な家庭料理がほとんどだ。
栃尾揚げ、車麩の卵とじ――新潟銘酒にあわせて味わう家庭料理の醍醐味
第7回
鯛めし――旨みが凝縮された2種類の鯛めしで、瀬戸内海を味わう!
橋本裕之
愛媛といえば、新鮮な鯛を使った『鯛めし』だろう。来島海峡は潮の流れが急で水温の寒暖の差が激しく、身の締まった鯛が獲れる。そんな瀬戸内の鯛を使った愛媛県の鯛めしには、2つの種類がある。
鯛めし――旨みが凝縮された2種類の鯛めしで、瀬戸内海を味わう!
第6回
かつおの腹皮――豪快で旨みたっぷりな鹿児島の味!
橋本裕之
鹿児島の夜といえば『天文館』。夕方の便で羽田を出発し、3時間ちょっとで鹿児島市内に到着。そして天文館に一直線だ。天文館は鹿児島随一の繁華街で、旨い鹿児島料理と焼酎を楽しむことができる。
かつおの腹皮――豪快で旨みたっぷりな鹿児島の味!
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