成生達彦

成生達彦

京都大学大学院経営管理研究部教授
1952年生まれ。78年横浜国立大学大学院経済学研究科修士課程卒業、81年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修学、89年米国ノ-スカロライナ州立大学大学院卒業(Ph.D.)、81年南山大学経営学部に就職、94年に教授、同年京都大学博士(経済学)、98年京都大学大学院経済学研究科教授、2006年京都大学大学院経営管理研究部教授、2008年~09年京都大学大学院経営管理研究部研究部長。主著に『ミクロ経済学入門』など。
第48回
グローバルリーダー育成への挑戦(3)共生社会へ道拓くサステナビリティ経営実現のための経営トップ、ツール、人材教育
内田和成,高木晴夫,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦
日本では、いまだ環境と地域社会との「共生」を図るサステナビリティ経営が、十分に展開されているとは言えない。日本企業が世界のサステナビリティの動きをリードするために、経営戦略の中に中長期的なサステナビリティの考えを導入し、実践するかを解説する。
グローバルリーダー育成への挑戦(3)共生社会へ道拓くサステナビリティ経営実現のための経営トップ、ツール、人材教育
第45回
ビジネスで成功のカギを握る「協力関係」を作り出す秘訣京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
正直な取引で、「評判」の価値を高める、従業員と長期の雇用関係を結ぶなどの行為は、長期の利益に焦点を当てている。長期継続的関係のもとでは、協力関係が形成されやすい。では、どうやって協力関係を結ぶパートナーを選ぶのか。今回はそのことを考えてみよう。
ビジネスで成功のカギを握る「協力関係」を作り出す秘訣京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第44回
職場の経験学習をいかに活性化させるか個人でも活用できる3つのツールの活用法神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
経験学習の重要性はわかったが、実際に、職場で経験学習を活性化させるためのツールがほしいという要望が強い。シリーズ最終回の本稿は、いままでの内容を踏まえて、人が育つ職場づくりための3つのツールについて紹介する。
職場の経験学習をいかに活性化させるか個人でも活用できる3つのツールの活用法神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
第43回
ゲームの理論で解く長期的な関係が協力をもたらす理由とは京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
商人はよく「損して、得とれ」という。この言葉の意味は、最初は少し損したとしても、取引相手と長期にわたる協力関係を築き、そのもとで得る利益の方が、短期的な利益よりも大きいというものである。今回は、長期にわたる取引関係が、なぜ取引当事者間の協力を形成するか、についてゲームの理論を用いて検討する。
ゲームの理論で解く長期的な関係が協力をもたらす理由とは京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第42回
若手「育て上手」なOJT担当者の秘密神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
育て上手なマネジャーとそうでないマネジャーの指導方法には、どのような違いがあるのだろうか。若手の指導を任されている社員700名への質問紙調査データの分析をもとに、育て上手なマネジャーの特徴と、「育成力」を高める方法を提案する。
若手「育て上手」なOJT担当者の秘密神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
第41回
正しい意思決定のために「機会費用」を把握し利益を生み出す方策を考える京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
希少な資源を特定の用途に使うと他に振り向けることができなくなる。それによって諦めた利得が機会費用だ。この資源が生み出した価値と機会費用の差が利益。では、利益を生むにはどうしたらよいかを考えてみよう。
正しい意思決定のために「機会費用」を把握し利益を生み出す方策を考える京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第40回
「思い」と「つながり」こそが経験から学ぶ力の原動力神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
成長し続ける人は、挑戦し、振り返り、楽しみながら仕事をしている。これら3要素を自然な形で身につけ、高いレベルで維持させていくためにの原動力が、「思い」と「つながり」である。それは土から栄養を吸い上げる「根っこ」の役割を果たしている。
「思い」と「つながり」こそが経験から学ぶ力の原動力神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
第39回
人事担当者はなぜ学歴を見るのか就活における学歴(シグナル)の役割京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
例年より2ヵ月遅れで就職活動が始まった。新卒者の採用に際しては、重要度が下がったとはいえ、応募者の「学歴」が、今でも採否を決める1つの要因となっている。なぜそうなのか、そのメカニズムを考えてみよう。
人事担当者はなぜ学歴を見るのか就活における学歴(シグナル)の役割京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第38回
経験から学ぶ力を高めるにはどうするか「挑戦し、振り返り、楽しむ」ための実践的方法神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
同じ経験をしても成長する人としない人がいる。その違いは、経験から学ぶ力の差によって生じる。第3回目の本稿では、学ぶ力を高めるために「挑戦する力」「振り返る力」「楽しむ力」に焦点を当てて、経験から学ぶための実践的方法について考えてみよう。
経験から学ぶ力を高めるにはどうするか「挑戦し、振り返り、楽しむ」ための実践的方法神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
第37回
低炭素社会実現に向けグリ-ン・イノベ-ションを促進する条件―コストパフォーマンス試算と排出権取引の効果―京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,髙木晴夫
政府は2030年までにCO2排出量の30%削減を目指している、しかし3.11によって、原子力に頼ることはできなくなった。代わって主力となる太陽光発電普及の条件を簡単な数字で試算し、加えて排出権取引の効果を考えてみよう。
低炭素社会実現に向けグリ-ン・イノベ-ションを促進する条件―コストパフォーマンス試算と排出権取引の効果―京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第36回
スマートフォン革命で挑戦を受ける業界盟主マイクロソフトプラットフォーム包囲戦略の弱点早稲田大学ビジネススクール教授 根来龍之
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,髙木晴夫
マイクロソフトの主力製品であるWindowsは、補完製品(アプリケーション)を必要とするプラットフォーム製品(PF製品)である。MSはこのPF製品のシェア占有によって、自社提供のアプリケーションソフト(IE、Word、Ecxel)でも大きな成功を収めてきた。ブラウザ戦争の歴史を通じて、成功のメカニズムと弱点について考えてみよう。
スマートフォン革命で挑戦を受ける業界盟主マイクロソフトプラットフォーム包囲戦略の弱点早稲田大学ビジネススクール教授 根来龍之
第35回
「挑戦し、振り返り、楽しみながら」仕事をしそして「思い」と「つながり」を大切にする経験から学ぶための5つの要因とは神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,髙木晴夫
「経験から学ぶ力」とは何か。その3要素が「ストレッチ、リフレクション、エンジョイメント」であり、土台をなすものが「思い」と「つながり」である。この5つの要素とはどのようなものかを検討してみよう。
「挑戦し、振り返り、楽しみながら」仕事をしそして「思い」と「つながり」を大切にする経験から学ぶための5つの要因とは神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
第34回
売り手と買い手に情報格差があるとき取引上の問題解決に貢献する「評判」の役割とは京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾睦,髙木晴夫
商品について売り手と買い手の情報量に差がある、いわゆる情報の非対称性があるとき、取引にはさまざまな問題が生じる。どのような問題が発生するのかを検証し、問題解決に果たす「評判」の役割を考えてみよう。
売り手と買い手に情報格差があるとき取引上の問題解決に貢献する「評判」の役割とは京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第32回
ビジネスパーソンが成長するにはなぜ経験から学ぶ力が必要になるのか?神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾睦,髙木晴夫
ビジネスパーソンが成長し続けるための鍵を握るのが、仕事上の経験である。第1回目はそのイントロダクションとして、なぜ経験から学ぶ力が必要になるのかについて、考えてみたい。
ビジネスパーソンが成長するにはなぜ経験から学ぶ力が必要になるのか?神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
第31回
企業合併・買収に隠されたもう一つの狙いだからこそ求められる高い経営者「倫理」慶應義塾大学ビジネススクール教授 高木晴夫
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,髙木晴夫
今年2月の発表された新日鉄・住金の合併を始め、この10年ほどを振り返ると、日本でも大型合併が増えている。合併には表に出てくる狙いのほかに、人員削減という裏技的な派生効果がある。だからこそ、経営者には一層高い経営者倫理が求められる。
企業合併・買収に隠されたもう一つの狙いだからこそ求められる高い経営者「倫理」慶應義塾大学ビジネススクール教授 高木晴夫
第30回
誰が小売価格を決めるのか?家電製品の歴史に見る建値制 vs. オ-プン価格制京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,髙木晴夫
家電業界では1990年代の中頃に、一部の商品について建値制からオープン価格制への移行がみられた。今回は、寡占的な生産者、または地域市場で価格支配力を持つ小売業者のどちらが小売価格を設定するか? この選択に影響を与える要因について検討してみよう。
誰が小売価格を決めるのか?家電製品の歴史に見る建値制 vs. オ-プン価格制京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第29回
ゲーム機、OS、ネットオークション……プラットフォーム製品・サービスはなぜ「一人勝ち」を生みだしやすいのか早稲田大学ビジネススクール教授 根来龍之
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,髙木晴夫
他プレイヤー(企業、消費者)が提供する製品・サービス・情報と一緒になって、初めて価値を持つ製品・サービスをプラットフォーム製品・サービス(PF)という。PFは1社の一人勝ちになりやすい。連載第1回目は、PFの一人勝ち( Winner take all)のメカニズムについて考えてみよう。
ゲーム機、OS、ネットオークション……プラットフォーム製品・サービスはなぜ「一人勝ち」を生みだしやすいのか早稲田大学ビジネススクール教授 根来龍之
第28回
学習性無力感を打破し自己効力感を高める「制度的リーダーシップ」―ローソンの改革に見る従業員の元気の回復―神戸大学大学院経営学研究科教授 平野光俊
内田和成,成生達彦,平野光俊,髙木晴夫
組織の中にある無力感を払拭し、企業変革を進めていくにはどうしたらよいか。それに成功したローソンのケースを通じて、企業変革をリードするリーダーの具体的な行動とは何かを考えてみる。
学習性無力感を打破し自己効力感を高める「制度的リーダーシップ」―ローソンの改革に見る従業員の元気の回復―神戸大学大学院経営学研究科教授 平野光俊
第27回
終身雇用制度の弱点は「環境対応力」にあり「上から下」と「横のつながり」で対応力を強化せよ慶應義塾大学ビジネススクール教授 高木晴夫
内田和成,成生達彦,平野光俊,髙木晴夫
終身雇用制度を採用している組織の弱点は、「環境対応力」が弱い点にある。私の現段階の研究として、どうすれば対応力を高められるかについて明確な答えはないが、研究途中として言えるのは、「ハイブリッド型」組織の実現にトライすることが一つの方向である。
終身雇用制度の弱点は「環境対応力」にあり「上から下」と「横のつながり」で対応力を強化せよ慶應義塾大学ビジネススクール教授 高木晴夫
第26回
耐久財メーカーにとって売るのと貸すのはどちらが得か?「1円端末携帯」がなくなったワケ京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,髙木晴夫
今や多くの耐久財がレンタルされている。その一方で、販売されてもいる。メーカーにとっては、果たしてどちらが得なのだろうか。一部の耐久消費財がレンタルされている理由を検討してみよう。
耐久財メーカーにとって売るのと貸すのはどちらが得か?「1円端末携帯」がなくなったワケ京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
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