みわよしこ
政策ウォッチ編・第47回
2013年11月5日、参議院で生活保護法改正案・生活困窮者自立支援法案の審議が開始し、7日午後、参院・厚生労働委員会で質疑が行われた。6月に廃案となったこれら2法案は今国会で成立する可能性が高い。では実際、どのように議論されているのか。

政策ウォッチ編・第46回
来週にも参院審議が始まると見られている生活困窮者自立支援法案。同法案は、いくつかの地域での生活困窮者支援の実践をもとに、社会保障審議会での議論を通して成立したことになっている。今回は釧路市の事例を通し、有効な生活困窮者支援を考える。

政策ウォッチ編・第45回
2013年10月15日、生活保護法改正案とともに、生活困窮者自立支援法案が再び閣議決定された。今回は、生活困窮者自立支援法案のその他の問題点について検討してみたい。特に、利権や不正の新たな温床となる懸念はないだろうか。

政策ウォッチ編・第44回
2013年10月15日、生活保護法改正案が閣議決定された。充分な議論もなく、政治力によって生活保護法改正が強行される動きはないだろうか。それを検証しながら、今回は、改正案の問題点をあぶり出していきたい。

政策ウォッチ編・第43回
2013年3月、兵庫県小野市で成立した「小野市福祉給付適正化条例」。同条例によって、近隣住民の目によって「生活保護費でパチンコ」といった問題を解決しようとしていた。では、そんな条例を生んだ小野市とはどんな街なのか。

政策ウォッチ編・第42回
2013年3月、兵庫県小野市で成立し、全国的な話題となった「小野市福祉給付適正化条例」。いわゆる、“生活保護費でのギャンブル”を禁止したものだ。同条例は4月1日に施行されている。半年後の現在、同条例はどのように運用されているのか。

政策ウォッチ編・第41回
2013年9月12日、「全大阪生活と健康を守る会連合会」と「淀川生活と健康を守る会」事務局等6に対し、大阪府警による家宅捜索が行われた。理由は、1人の女性の生活保護費不正受給であった。このタイミングで、家宅捜索が行われたのであろうか。

政策ウォッチ編・第40回
2013年8月1日、生活保護基準引き下げが実施された。今回は、生活保護基準の引き下げに対して、2013年9月17日、22都道府県で行われた審査請求について述べる。当事者たちは、どのような思いで審査請求に立ち上がったのだろうか?

政策ウォッチ編・第39回
2013年10月に開催が予定されている臨時国会で、6月にいったん廃案となった生活保護法改正案と生活困窮者自立支援法案の再提出が予定されている。政府案以外に、選択肢は考えられないのだろうか?今回は、日弁連の改正案をもとに考えてみよう。

政策ウォッチ編・第38回
2013年6月に廃案となった生活保護法改正案は、再度、国会に提出されて審議される可能性がある。改正案に含まれていた「扶養義務強化」は、特に障害者たちにとって、どのように破壊的な可能性を持っているだろうか?

政策ウォッチ編・第37回
2013年7月30日、筆者はBSフジ「プライムニュース」に生出演し、生活保護問題について、片山さつき参議院議員等の3名のゲストと討論した。「社会保障は削減されるべき」という考えを持つ片山氏は、本当に生活保護当事者の「敵」なのか。

政策ウォッチ編・第36回
生活保護問題に活動の中心を置く弁護士に、あなたはどのようなイメージを持つだろうか?多くの方は、「市民運動に支えられた左翼的な運動家」といったイメージを抱いていないか。今回は1970年代から生活保護問題に取り組む1人の弁護士を紹介したい。

政策ウォッチ編・第35回
マンガ「陽のあたる家 生活保護に支えられて」が、同誌の想定読者層である20-60代女性を中心に、静かな関心を集めている。なぜ作者・さいきまこ氏は生活保護というテーマをマンガを、世に問おうと考えたのだろうか。

政策ウォッチ編・第34回
2013年8月1日から、生活保護基準の引き下げ、すなわち生活扶助費などの引き下げが実施された。「生活保護当事者が困るのはしかたない」で済ませてよいのだろうか?今回は、黙って引き下げを受け入れること以外の選択肢を提示する。

政策ウォッチ編・第33回
8月1日から生活保護基準の引き下げが実施される。今回は、重度障害のため生活保護以外の選択肢がない1人の女性の日常・これまで・将来への思いを紹介する。生活保護基準の引き下げは、実際にどのような影響を与えるのであろうか?

政策ウォッチ編・第32回
2013年7月21日の参議院選挙が迫ってきた。今回は、生活保護をはじめとする社会保障に関して、各党の公約を比較する。選挙での争点とはなりにくいと考えられている生活保護問題に目を凝らすことで、実は各党の本音が浮かび上がってくるからだ。

政策ウォッチ編・第31回
6月末、生活保護法改正案は廃案となった。しかし、7月21日の参院選の結果しだいでは、国会に再提出される可能性もある。争点として忘れられがちな生活保護を見つめることで、各党・各候補者が考え、思い描く日本の近未来が、浮かび上がってくる。

政策ウォッチ編・第30回
2013年6月26日、第183回通常国会は閉会し、生活保護法改正案を含む数多くの法案が廃案となった。この直前に参議院・厚生労働委員会で行われていた審議で参議院の議員たちは、どのような視点から、どのような審議を行なっていたのだろうか?

政策ウォッチ編・第29回
現在、参院では生活保護法改正案と同時に「子どもの貧困対策法案」が審議されている。生活保護制度の利用を困難にする改正案と生活保護基準の引き下げは、貧困状況にある子どもたちの生活と将来に、どのような影響を及ぼすだろうか?

政策ウォッチ編・第28回
2013年6月4日、衆院本会議で可決された生活保護法改正案は、現在、参院での審議・採決を待つ状態となっている。今国会で成立する可能性は、非常に高い。では、このまま成立してしまったら、何が起こるのであろうか?
